ホンダ「最強インテグラ」発売へ! 320馬力&6MT&ド迫力ワイドボディ! 史上最強「タイプS」が墨でまもなく登場
2023年8月15日、ホンダのメキシコ法人は、アキュラ新型「インテグラ タイプS」をまもなく導入すると発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
史上最強の新型「インテグラ タイプS」登場へ
2023年8月15日、ホンダのメキシコ法人は、同社の高級ブランド「アキュラ」より、新型「インテグラ タイプS」をまもなく導入すると発表、ティザー画像を公開しました。
インテグラは1985年に初代がデビューし、北米においても翌1986年のアキュラブランドの立ち上げとともに導入されたクルマです。
ボディタイプは歴代の各モデルで異なり、セダン・クーペ・ハッチバックなどがあったほか、本格スポーツモデルである「インテグラ タイプR」も用意され、現在でも中古車市場で高値を維持しています。
2001年登場の4代目(DC5型)が2007年に販売を終了すると、その後しばらく同名を冠するモデルはラインナップから消滅していましたが、北米をはじめ中国などの海外市場では2022年に復活を果たしています。
15年ぶりの復活を果たした現行モデルは5代目に当たるモデルで、セダン形状に近い、5ドアのハッチバックとなりました。
今回まもなくメキシコに登場することとなった新型インテグラ タイプSは、内外装やパワートレインに手を加えたスポーティモデルです。米国では2023年6月19日にすでに発売となったモデルで、ティザー画像とも特徴が一致し、これとほぼ同様のモデルと見られます。
エクステリアは、タイプS専用の大型ダイヤモンドペンタゴングリルの採用や大型ロアグリル、エアインテーク付きアルミボンネットを装備し、アグレッシブな顔つきに。リアには、初の大型センター出し3本マフラーや、グロスブラックのディフューザーとトランクリッドスポイラーを採用し、よりスポーティな印象としています。
また、サイドにはワイドフェンダーが装備され、標準のインテグラよりもワイドボディ化(2.8インチ)とワイドトレッド化が行われ、路面追従性と高速安定性を向上させています。
足元には、スーパースポーツカー「NSX」にインスパイアされた専用デザインの10本スポーク19インチホイールを装備。そのほかにも、エクステリアの各部には3代目(DC2/DB8)をほうふつとさせる車名ロゴの刻印があしらわれています。
インテリアには、「ウルトラスエード」を用いた専用フロントスポーツシートを装備するほか、ステアリングと専用シフトノブには、カラーステッチや「タイプS」ロゴがあしらわれるなど、スポーティな印象と高級感を高めています。
パワートレインは、インテグラ史上最もパワフルという最高出力320馬力・最大トルク422Nmを発揮する2.0リッター直列4気筒「K20C」型ターボエンジンを搭載。これに組み合わされるトランスミッションは、ショートストロークの6速MTで、駆動方式はFFです。
さらに、リミテッドスリップディファレンシャル(LSD)や、パフォーマンスチューンされた「アダプティブダンパーシステム」、13.8インチの大型2ピースフロントローターとブレンボ製4ピストンアルミニウムキャリパーを標準装備し、走行性能を高めています。
新型インテグラ タイプSの北米での価格は、5万800ドル(約739万円)。メキシコ仕様の詳細や価格は公表されていませんが、すでに公式ウェブサイトで予約が可能です。
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