スズキが「“新型”ワゴンR FFV」発表! “ちょっとビッグ”な全長3.7m「5人乗り仕様」に史上初の「超・画期的技術」搭載! 「ガソリン以外」にも対応するフレックス燃料車をインドで披露
スズキのインド子会社 マルチ・スズキ・インディアはスズキ初となるフレックス燃料四輪車 新型「ワゴンR FFV」を発表しました。
インド四輪車初のフレックス燃料車
スズキのインド子会社 マルチ・スズキ・インディアは2026年6月5日、新型フレックス燃料四輪車「ワゴンR FFV」を発表しました。
スズキとしては初のフレックス燃料車で、現地で販売しているハイトワゴン「ワゴンR」をベースとしています。
ワゴンRは1993年に登場した軽ハイトワゴンで、スズキ軽自動車シリーズの中核を担うモデルです。軽ハイトワゴンのジャンルを確立させた立役者で、スズキを代表するモデルへと成長し、高い人気を誇ります。
そのいっぽうで、インドをはじめとする海外ではワゴンRを拡幅し、排気量の大きなエンジンを搭載したモデルが展開されています。
海外向けワゴンRの現行モデルは2019年1月にデビューした3代目で、スズキの新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用し、走行性能と安全性を高めました。
ベーシックなAセグメントコンパクトカーに位置付けられ、ボディサイズは全長3655mm×全幅1620mm×全高1675mm、ホイールベース2435mmと、軽自動車規格に収まる日本のワゴンRよりもひとまわり大きな車体を持ちます。乗車定員は5名です。
インド仕様では改良が重ねられており、最新モデルでは2トーンのボディカラーを設定しているほか、6つのエアバッグ、スマートフォン連携が可能な4スピーカー付きインフォテインメントシステムを搭載しています。
パワートレインは1リッター直列3気筒エンジンもしくは1.2リッター直列4気筒エンジンの2タイプが用意され、5速マニュアルトランスミッションもしくは5速AGS(オートギアシフト)と組み合わされます。燃料は通常のガソリンに加え、圧縮天然ガス(CNG)にも対応しています。
インド現地での価格は49万8900ルピー(約83万円/2026年6月上旬レート)です。

今回発表されたのは、このワゴンR最新モデルをベースに、エタノールとガソリンの混合比率の変更に柔軟に対応できるフレックス燃料車「FFV」で、同技術を搭載した四輪車の量産はインド自動車業界では初だといいます。
フレックス燃料車は、エタノールとガソリンの混合比を問わず走行できる車両です。環境面では粒子状物質(PM)の排出低減が可能であり、地域の大気環境改善にも寄与します。
ワゴンR FFVでは、エタノールの混合比率をE20からE100まで対応できる高度なECU(エンジンコントロールユニット)キャリブレーションが搭載されています。
価格やグレードなどは現在発表されていません。
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ワゴンR FFVの発表に際し、マルチ・スズキ・インディアCEOの竹内 寿志氏は以下のようにコメントしています。
「マルチ・スズキは、多様な技術と燃料に対応した自動車を提供することに尽力しています。当社は、インドの石油輸入削減と炭素排出量削減という二つの目標達成に向けて、電気自動車(BEV)、ハイブリッド車、CNG/CBG車、そしてエタノール燃料車を導入しています。
インドにおけるエタノール燃料のエコシステムはまだ初期段階にあり、市場リーダーとして、インドがフレックス燃料化を実現するのに貢献することが当社の責任だと考えています。
フレックス燃料車が主流になれば、石油輸入、炭素排出量、そして地域の大気汚染を削減すると同時に、国内の付加価値を高め、農家の所得向上にもつながる可能性を秘めています」
また、発表会にはインド 道路交通・高速道路大臣 ニティン・ガドカリ氏と石油・天然ガス大臣のハーディープ・シン・プリ氏も出席し、記念式典が開催されています。
Writer: くるまのニュース編集部
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