東名東京IC付近、再び「ぱっくり分裂」 7月下旬と9月以降に昼夜車線規制を計画 多摩川橋改修で車線切り替え
東名高速の東名多摩川橋で進むリニューアル工事に伴い、車線の切り替えが実施されます。その際、渋滞が予測されています。
渋滞を予測
リニューアル工事が進む東名高速・東京IC~東名川崎IC間の多摩川橋で、2023年7月下旬に昼夜連続で車線規制が行われます。また、9月から2024年2月中旬にかけても昼夜連続で車線規制が実施される予定です。それぞれの期間で渋滞が予測されています。
東京都世田谷区から川崎市多摩区に架かる長さ495mの東名多摩川橋は、1968年4月の開通以来、日本の大動脈の役割を果たしてきましたが、大型車の通行も多く、また50年以上が経過していることから老朽化が進んでいます。
NEXCO中日本東京支社によると、床版下面のコンクリート剥離や、それに伴う内部鉄筋の露出・腐食などが確認されており、床版取り替えなどの抜本的な対策が必要といいます。
リニューアル工事は2021年11月から始まっており、橋の西側(上り線側)から東側(下り線側)に向かって床版の取り換え工事を大きく6段階に分けて進めています。
今回行われるのは「ステップ3」から「ステップ4」への切り替えです。
7月は29日から31日にかけて車線を切り替えます。このとき、上り線(東京方面)は29日18時から31日18時まで、いつもより1車線少ない2車線運用に。
下り線(名古屋方面)も29日8時から31日6時まで同じく2車線運用となりますが、さらにそのうち29日23時から30日6時までは1車線運用になります。
これにより、30日を中心に最大5km、通過に30分以上の渋滞が予測されています。
その後、9月4日から2024年2月中旬まで(毎週金曜8時~月曜8時を除く)は、下り線で昼夜連続の車線規制が計画されています。通常は3車線ですが期間中は1+1車線運用となり、分割された車線間で工事が進められます。
これにより、月曜夜を中心に最大5km、通過に30分以上の渋滞が予測されています。
NEXCO中日本は、期間中、第三京浜や首都高K7横浜北西線などへの迂回、利用時間の変更、公共交通機関の利用の検討を呼び掛けています。
なお、この東名多摩川橋の工事は、今後も車線運用を切り替えながら2024年11月まで続く予定です。
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