クルマの「パドルシフト」いつ使うべき? AT車なのに「自分で操作」出来るのなぜ? 「MTモード」が存在するワケとは
軽自動車からスーパーカーまで…どんな種類がある?
AT車のマニュアルモードが採用されているクルマは意外と多く、スズキ「ワゴンR」やトヨタ「ヴォクシー」など軽自動車からミニバンまで幅広い車種に対応しています。
スーパーカーにもAT化の流れが押し寄せていることもあり、フェラーリ、ランボルギーニ、アストンマーティンなどでは基本的にMT車の設定はなく、2ペダルのマニュアルモードがほとんどです。
なおMTモードが付いているATにはいくつかの種類が存在します。
ひとつめは、トルクコンバータを使用した「トルコンAT」をベースにしたタイプです。
ふたつめが、プーリー(滑車)と金属ベルトやチェーンを組み合わせた無段階変速「CVT」をベースにしたタイプです。
みっつめはMT操作とクラッチ操作を自動化した「DCT(デュアルクラッチトランスミッション)」ベースのタイプです。
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なおAT車のシ自動的なフト操作は、低燃費を重視したプログラミングに最適化されており、マニュアルモードを多用することで燃費が悪化する可能性はあります。
しかし、前述のようにマニュアルモードを使用することで円滑な運転がしやすくなるというメリットもあり、上手に使い分けるのが良いかもしれません。
クルマの状況に合わせて変速ができるマニュアルモードは、現在のクルマ事情の名残を象徴しているといえます。
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AGS のMポジションをお忘れなくざk