GWの「高速渋滞」3日が激混みピーク! 2路線で最長45km 東名は今夜からずっと混雑
2023年のゴールデンウィーク本番の5連休初日となる5月3日は、全国の高速道路の混雑がピークを迎えます。その渋滞予測を紹介します。
10km以上の渋滞は87回予測
2023年のゴールデンウィークの本番となる5連休がいよいよスタート。その初日となる5月3日の各地の高速道路は、ふるさとや行楽地へ向かうクルマで激しい渋滞が予測されています。
5月3日は、全国の高速道路で10km以上の渋滞が87回発生するとみられています。このうち午前に主要路線で予測されている20km以上の渋滞は次のとおりです(時刻はピーク、距離はピーク時の渋滞長)。
●下り
・東名:7時頃に秦野中井IC付近で45km
・中央道:5時頃に相模湖IC付近で45km
・関越道:9時頃に高坂SA付近で30km
・東北道:9時頃に羽生PA付近で40km
・京葉道路:10時頃に貝塚IC付近で25km
・圏央道(外回り):7時頃に八王子JCT付近で25km
・圏央道(内回り):7時頃に八王子JCT付近で25km
・名神:8時頃に尾西バス停付近で20km
・東名阪道:8時頃に亀山スマートIC付近で20km
・第二神明:8時頃に名谷IC付近で32km
・神戸淡路鳴門道:9時頃に仁井バス停付近で25km
・九州道:10時頃に鳥栖JCT付近で40km
●上り
・中央道:8時頃に土岐IC付近で20km
・名神:9時頃に大津IC付近で35km
・京滋BP:11時頃に宇治トンネル付近で25km
このなかで特に長い東名は、渋滞が前夜の2日21時から3日18時までほぼ丸一日続くとみられており、ピーク時(3日7時、渋滞45km)の東京IC→秦野中井IC間の所要時間は、通常時より75分ほど長い約110分と予測されています。
中央道は、渋滞が3日の4時から17時まで続くとみられており、ピーク時(3日5時、渋滞45km)の高井戸IC→相模湖IC間の所要時間は、通常時より100分ほど長い約135分と予測されています。
3日は、このほか20km未満の渋滞も各路線で多数発生する見込みです。また、午前でなく午後も、東京や大阪などの都市部に帰るクルマなどで多くの渋滞が予測されています。
今年のゴールデンウィーク(4月28日~5月7日の10日間)は、10km以上の渋滞は上下線合わせて356回発生すると予測されています。特に混雑する日は、下り線は5月3日・4日、上り線は5月3日・4日・5日です。
高速道路各社は、利用日や時間帯を変えるなど渋滞を避けた利用を呼び掛けています。
また、実際に走る際も、全席シートベルト着用やこまめな休憩を心掛けるとともに、上り坂での速度低下に注意すること、車間距離を詰めすぎないこと、必要以上の車線変更は控えることも意識し、渋滞緩和に協力してほしいとしています。
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