背が高いクルマは洗車しづらい!? ミニバン・SUVを素早くキレイに洗いたい!「時短洗車」のコツとは
ミニバンやSUV、スーパーハイトワゴンなど、背の高いクルマが人気です。車内の空間は広くて良いのですが、そういった背の高いクルマは洗車が大変です。効率よく洗車する方法はあるのでしょうか。
便利なグッズを有効活用すべし!
ミニバンやSUV、スーパーハイトワゴンなど、現在の人気ジャンルは軒並み背が高いクルマとなっています。車内空間の広さを求めた結果なのですが、そのためルーフはもちろんボンネット、ドアパネル、窓に至るまですべてが大きく、洗車に苦労します。
背の高いクルマを効率的にしっかり洗車するには、どうすれば良いのでしょうか。数多くの展示車両をほぼ毎日洗車している、都内の中古車販売店スタッフYさんに聞いてみました。
毎日、10台前後の洗車を午前中に完了させるというYさん。暑い日も寒い日も続くのですから、かなり効率を上げないと終わらないでしょう。効率良く仕上げるコツは何かあるのでしょうか。
「洗車場などで使用できる高圧洗浄機が便利なのはもちろんですが、高価なので洗車のためだけに購入するのは難しいでしょう。
でも普通の洗車方法でも、クルマの形状やサイズに合うスポンジなど専用の洗車用具を用意しておくと、効率が良いと思います」
当然ながら、背の高いクルマはルーフに手が届きにくいのが最大のネック。無理な態勢でも十分に手が届かず、肝心のルーフ部分に洗い残しなどが発生しやすいものです。
Yさんは、背の高いクルマの洗車に関しての注意点は大きく分けて3つあるといいます。
まずは手が届きにくいルーフなどをいかに手際よく洗えるか、次に洗車した直後に表面に残っている水分をどれだけ早く拭き取ることができるか、そして車種やジャンルによってキレイに見せるポイントを集中的にきれいに仕上げられるかということがポイントになるそうです。
「背の高いクルマを洗車するときは、柄が長いスポンジや脚立などを上手に活用することが重要です。これさえあれば、通常のホースでも十分にきれい仕上げることができます」(中古車販売店スタッフYさん)
確かに、背の高いクルマ用に最適な形状の用具と、高さを確保できる台があれば、手が届きにくかったルーフの高さを克服できます。
洗車作業だけでなく、仕上がりに影響する拭き取り作業はどうすべきなのでしょうか。洗剤をつけて洗う作業より、水分を残さず拭き上げるほうが大変です。
「時短を考えるなら、吸水性の高いウエスがあると便利です。最近では大きめの『マイクロファイバー製ウエス』が、洗車業界でもプロ御用達の定番アイテムになっています。
綿製ウエスや人工セームなどを使っている人も多いと思いますが、吸水性に優れたマイクロファイバー製ウエスを使えば拭き上げ作業の大幅な時短が見込めます」(中古車販売店スタッフYさん)
マイクロファイバー製ウエスは抜群の吸水性が魅力。濡れたボンネットの上に広げて手前にゆっくり引っ張るだけで、表面の水分はほぼ拭き取ることができます。
脚立があっても背の高いクルマのルーフの拭き取りは大変な作業ですので、これが一瞬で終わるマイクロファイバー製ウエスを活用するのが良さそうです。
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