現行国産車の最高額! 2915万円の日産「新GT-R NISMO」が最強すぎる! 2024年モデル登場も台数限定で販売!?

日産「GT-R 2024年モデル」が発表されました。最上級の「GT-R NISMO スペシャルエディション」には2915万円というプライスタグが付けられていますが、どのような特徴があるのでしょうか。

GT-R 2024年モデルは新開発のマフラー装着!

 現行モデルの日産「GT-R(R35型)」の集大成といえる、「GT-R 2024年モデル」が2023年3月20日に発表されました。通常モデルは2023年4月下旬、NISMOモデルは同年夏に発売される予定です。
 
 厳しくなる車外騒音規制により、日本国内ではGT-Rの販売継続は難しいといわれていましたが、2024年モデルは新開発のマフラーを採用。動力性能を犠牲にすることなく、法規制に対応しながら迫力のあるサウンドを実現したといいます。

2915万円の日産「GT-R NISMO スペシャルエディション」
2915万円の日産「GT-R NISMO スペシャルエディション」

 そんなGT-R 2024年モデルの価格(消費税込)は、1375万円から2915万円となり、2007年のデビュー当初の777万円と比べるとかなり高額化しました。

 なかでも、より高性能なNISMO仕様は、「GT-R NISMO」が2865万600円、「GT-R NISMO スペシャルエディション」が2915万円と、現行の国産車の最高額となっています。

 この価格に対してSNSでは、「カッコいいけどすごい値段や」「値段エグいて」「家買える」といった声があがっていますが、「価格的に手が出ないけどこういうクルマを作り続けてくれるのはめちゃくちゃありがたい」「規制が厳しい時代に、V6ツインターボを発売する日産の努力が素晴らしい」など、純ガソリンのGT-Rが進化を続けていることに関して評価する声が多く見られます。

 では、史上最強ともいえるGT-Rの最高峰はどのようなモデルなのでしょうか。

 GT-R NISMOは、日産ワークスのNISMOが最先端のレーシングテクノロジーを惜しみなく投入したロードバージョンです。

 エンジンは、NISMOのチューニングによって最高出力600馬力、最大出力652Nmにパワーアップさせた3.8リッターV型6気筒ツインターボエンジン(VR38DETT)を搭載し、これにデュアルクラッチトランスミッションを組み合わせます。

 その圧倒的なパフォーマンスに、レスポンスに優れたターボチャージャーや、制動力とコントロール性を発揮するカーボンセラミックブレーキ、軽量化に貢献するカーボン製ルーフ、カーボン製エンジンフード、カーボン製フロントフェンダーを採用するなど、「走る」「止まる」「曲がる」といった能力を追求しました。

 また、2024年モデルでは、水平基調を軸としたデザインに変更され、これによりスタンスの良さを表現。さらに、新しいシグネチャーDTRL(デイタイムランニングライト)を採用し、新たな“GT-Rの顔”を作っています。

 フロントグリルの開口は、従来モデルよりも小型化したものの、取り込む風の量は変わっておらず、冷却性能をキープしながらフロントに流れる風の抵抗をより下げることに成功しました。

 さらにヘッドランプの下のキャラクターラインとDTRL上下のエアーガイドが風を整流させることにより、よりいっそう空気抵抗を低減しています。

 リアのデザインはバンパーサイドやトランクリッドの上面にもエッジを装着。これらも空気抵抗を下げる役割を果たします。

 また、リアウイングもGT-R NISMOの特徴のひとつ。スワンネックタイプのリアウイングにより、さらにダウンフォースをアップさせて操安性能が向上したほか、旋回性能を高めるフロントメカニカルLSDを標準装備しました。

 内装では、レカロ社が開発した新しいシートを採用。重量こそ従来モデルと同じですが、シートの横剛性を50%向上。剛性を上げることで、コーナリング中などにドライバーが姿勢を保つ無駄な力が不要になり、ハンドル操作に集中力が増してスムーズで適切なステアリング操作ができるようになるといいます。

 GT-R NISMO スペシャルエディションは、ピストンリングやコンロッド、クランクシャフトなど高精度重量バランスエンジン部品を採用。

 さらに、クリヤー塗装を施した専用カーボン製エンジンフード(NACAダクト付)や、リム部にレッドの加飾を入れた専用レイズ製アルミ鍛造ホイール、専用カラーのアルミ製ネームプレートなどを採用し、最高峰にふさわしい特別な装備を盛り込みました。

※ ※ ※

 GT-R 2024年モデルの公式サイトには「本モデルは生産台数に限りがあり、ご注文をお受けできない場合がございます」と掲載されています。

 生産台数については明らかになっていませんが、購入を検討する場合は早めに販売店に問い合わせたほうが良さそうです。

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