高崎の最重要国道JCT「君が代橋東交差点」渋滞軽減なるか 17号・18号の合流を改良
群馬県高崎市内の、国道17号・18号・354号が交わる「君が代橋東交差点」が改良されます。
国道17号上りの「車線減少」が解消
国土交通省関東地方整備局高崎河川国道事務所は2023年3月7日、群馬県高崎市内の国道17号・18号の合流部(「高松立体」事業区間)で、15日14時から拡幅部分の供用を始めると発表しました。道路は具体的にどのように変わるのでしょうか。
高崎市内を南北に流れる烏川には国道18号(中山道)の君が代橋が架かっており、その東詰に「君が代橋東交差点」があります。
この交差点は、新潟へ向かう国道17号から長野へ向かう国道18号が分岐するとともに、館林・伊勢崎へ向かう国道354号も接続しており、群馬でも有数の交通の要衝です。国道18号・354号はこの交差点を起点としています。
交差点は、クルマがスムーズに流れるよう立体交差やランプが整備されており、君が代橋と一体化していることもあって高速道路のJCTのような大規模な構造です。
しかし国道17号の上り本線(東京方面)は、2車線が1車線に絞られた先で国道18号上りと国道354号からのクルマが1車線で合流して再び2車線になる運用となっているため、信号がないにもかかわらず、車線減少地点で混雑や事故が起こりやすい状況となっています。
今回の拡幅は、そのような国道17号上り本線の車線絞り込みを解消して2車線のままとし、さらに国道18号・354号からの合流車線を約300mにわたって新設するというものです。
高崎河川国道事務所はこの拡幅により、交通の輻輳が解消し、交通の円滑化や事故の減少が期待されるとしています。
まぎらわしいので、直接関係ない「渋川」関係の写真等は掲載しないほうがいいかと思われますが。