めちゃイケ顔! ホンダ新型「HR-V」初公開! 「ZR-V」の姉妹車として中国市場に投入か
2023年2月27日、ホンダと中国東風汽車の合弁会社「東風ホンダ」は、新型SUV「HR-V」のエクステリアを同社の公式SNSで初公開しました。どのようなクルマなのでしょうか。
新型「HR-V」、ZR-Vの姉妹車として登場か
2023年2月27日、ホンダと中国東風汽車の合弁会社「東風ホンダ」は、新型SUV「HR-V」のエクステリアを、同社の公式SNSで初公開しました。同年2月22日にも導入を公表し、ティザー画像を公開していたこのクルマですが、どのようなスタイルで登場したのでしょうか。
「HR-V」は、少々複雑な“車名事情”を持つSUV。初代モデルは日本でも展開されており、3ドアモデルのSUVとして1998年に誕生し、その後1999年に5ドアモデルが追加されましたが、いずれも全長4m前後に収まるコンパクトなSUVでした。
2006年に生産が終了すると日本ではHR-Vの車名を持つクルマはなくなりましたが、日本でも販売されているコンパクトSUV「ヴェゼル」の北米版として、2014年に「HR-V」の名前が用いられたほか、インドネシアなどでもヴェゼルの現地仕様車として現在も「HR-V」として販売されています。
しかし2022年6月には、日本や中国市場でモデルチェンジした新型SUV「ZR-V」が、北米市場では細部のデザインを変えながら新型「HR-V」として登場しました。
つまり現在ではヴェゼルの国外版である「HR-V」と、新型ZR-Vの国外版である「HR-V」が同時に存在しているのです。
さらに中国市場におけるホンダは、東風汽車との合弁会社である「東風ホンダ」と、広州汽車との合弁会社である「広汽ホンダ」の2つの合弁会社を設立していますが、中国市場にはこれまでHR-Vという名前のクルマはなく、ヴェゼルはヴェゼルとして、ZR-VはZR-Vとして販売されていました。
一方で東風ホンダでは、ヴェゼルは「XR-V」として販売されており、ZR-Vに相当するモデルはラインナップされていませんでした。
このような複雑ともいえるHR-Vの“車名事情”の中、2022年2月22日に東風ホンダは新型HR-Vを導入すると発表。2月27日には、エクステリアの画像を公開しました。
公開された新型HR-Vの画像では、精悍で高級感のあるフロントマスクを中心に映し出されています。また、グリルをまたぎ中央のエンブレムまで伸びるヘッドライトや、同様に中央まで伸びるリアライトなどが特徴的です。
一方フロント周り以外の全体的なフォルムは新型ZR-Vと共通で、同車の姉妹車と見られます。つまり、北米同様ZR-Vの東風汽車モデルとして、オリジナルマスクを備えた新型HR-Vを展開するものとみられます。
東風汽車は、画像とともに以下メッセージを投稿しています。
「新型HR-Vは、東風ホンダSUVファミリーの優れた遺伝子を継承し、期待に応えます。詳細が明らかにされるのをお待ち下さい」
エクステリア以外の情報は未だ未公開ですが、今後公開される情報に注目が集まります。
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