国道24号直結+168号の迂回路にも! 奈良県道平原五條線の「小島工区」11日開通

奈良県道137号平原五條線の小島工区が2023年2月11日に開通します。国道24号と接続し、国道168号の迂回路としての機能性もアップします。

トンネルが開通

 奈良県五條市で整備が進められてきた県道137号平原(へいばら)五條線の「小島工区」が、2023年2月11日に開通します。

奈良県道137号平原五條線小島工区の状況。2022年11月10日撮影(画像:奈良県)
奈良県道137号平原五條線小島工区の状況。2022年11月10日撮影(画像:奈良県)

 県道137号平原五條線は、下市町平原を起点とし、五條市へ至る延長約10kmの道路です。

 このうち小島工区は、終点側の五條市小島町から同市宇野町までの延長1050mを結びます。吉野川に架かる栄山寺橋の北詰交差点からそのままトンネルで北上し、国道24号(国道370号重複)に接続します。標準幅員は7.5m(片側1車線)です。

 この小島工区の開通により、県道137号平原五條線と国道24号は、県道39号五條吉野線や今井町交差点を通らずに、直接行き来できるようになります。

 また、県道137号平原五條線と並走する国道168号は緊急輸送路でありながら、災害で通行止めになった際は広域的な迂回を余儀なくされる状況です。

 小島工区の開通により国道168号の迂回路としての機能性が向上し、県は、迅速な避難・救助活動の確保に寄与するとしています。

【地図】県道平原五條線「小島工区」の位置を見る(7枚)

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