長大「恵那山トンネル」も対象 中央道で長期1車線規制 ピーク時20kmの渋滞も予測
長野県から岐阜県にかけての中央道で、リニューアル工事を実施へ。交通規制により渋滞も予測されています。
5月~12月にリニューアル工事
NEXCO中日本名古屋支社は2023年2月3日、中央道で5月から12月にかけてリニューアル工事を実施すると発表しました。
昼夜連続の車線規制や対面通行、IC・JCT閉鎖が計画されており、渋滞も予測されています。
対象区間は多治見IC→土岐JCT間の上り線(東京方面)と、飯田山本IC~中津川IC間の上下線です。
多治見IC→土岐JCT間は、5月8日6時から8月4日24時までと、8月21日6時から12月8日24時までの期間、主に2車線を1車線に絞る交通規制を実施します。
これに伴い、平日は最大5km、土休日は特に11月上旬に最大15kmの渋滞が予測されています。
飯田山本IC~中津川IC間は、5月8日6時から8月4日24時までと、9月19日6時から12月16日24時までの期間、主に1車線規制と対面通行規制を実施します。上り線は、8kmを超える長い恵那山トンネルも1車線規制の対象です。
これに伴い、平日は7月下旬のみ下り線で最大5km、土休日は特に10月上旬から11月下旬にかけて上下線で混み、ピーク時には最大20kmの渋滞が予測されています。上り線は午前中、下り線は夕方から夜にかけて混雑する見込みです。
ICやJCTの閉鎖も計画されています。
中央道と東海環状道が交わる土岐JCTでは、中央道上り線から東海環状道へのランプが、5月18日22時から翌1時まで閉鎖されます。8月と12月にもそれぞれ1夜間閉鎖される予定です。
中央道の園原ICの上り線出口では、10月から11月頃にかけて昼夜連続や夜間のIC閉鎖が予定されています。詳細な日程は改めて告知されます。
リニューアル工事では、上り線の深沢橋など4橋の老朽化したコンクリート床版を新しいものに取り替える工事などが実施されます。
NEXCO中日本は交通規制期間中、東海北陸道・東海環状道(美濃関JCT経由)や並走する国道19号などへの迂回のほか、通行時間の変更、公共交通機関の利用検討を呼び掛けています。
なお、工事期間中に、交通規制区間を避けるため一般道に迂回し、再度、同じ方向の高速道路に乗り継いだ場合、ETC車を対象に料金調整が行われます(諸条件あり)。
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