一気に飫肥・油津へ! 東九州道「宮崎~日南」ついに直結! 3月に日南北郷ICまでの18kmが開通へ
東九州道の清武南IC~日南北郷IC間が2023年3月に開通します。すでに開通している日南北郷IC以南の区間とつながりますが、どのように便利になるのでしょうか。
清武南IC~日南北郷IC間が開通
国土交通省九州地方整備局宮崎河川国道事務所は2023年2月3日、東九州道の清武南IC~日南北郷IC間17.8kmが3月25日16時に開通すると発表しました。
東九州道は、北九州市を起点に大分県・宮崎県を経て鹿児島県に至る延長436kmの高速道路です。
今回の開通区間は無料で通行できる2車線(片側1車線)の自動車専用道路として整備されます。
この区間が開通すると、すでに飛び地状に開通している日南北郷IC~日南東郷IC間とつながり、宮崎道や宮崎市から日南市までが東九州道で直結します。
国土交通省九州地方整備局宮崎河川国道事務所によると、これにより宮崎市役所~日南市役所間の所要時間は約13分短縮して44分に。
両市間の通勤通学者約2000人の利便性が向上するとともに、救急搬送の負担軽減、企業誘致、日南市の鵜戸神宮や飫肥(おび)城址といった観光スポット、油津港へのアクセス向上などが期待できるといいます。
また、両市を結ぶ国道220号は2021年までの15年間で大雨などによる通行止めが79回に上り、土砂崩れも発生しています。東九州道はこの道の迂回路としても機能することになります。
SNSでは「ついにキター」「これはうれしい」「一気に飫肥にいける」「国道220号・448号のクネクネ道は、運転だけで疲れるもんなあ」と、開通を歓迎する声が上がっています。
渋滞もしない、信号もほとんどない道路に高速を通す意味が分からない。そんな金があるならもっと違う所に使うべきじゃないでしょうか。