トヨタ新型「プリウス」内外装に「隠れプリウス」多数あり!? 見つけたら嬉しい刻印に秘められたワケ
愛車として長く愛されることを目指して開発されたトヨタ新型「プリウス」。内外装をよく見ると、より愛着が湧くことを目指したデザインが隠れているといいます。
内外装各部に「隠れプリウス」あり?
2023年1月10日にトヨタから発売された新型「プリウス」は、「愛車」として長く愛されることを目指して開発されました。
開発担当者によれば、内外装の各部に愛車に対する驚きや気づきによって、さらに愛着が深まるという意匠を取り入れているといいますが、この意匠は一体どのようなものとなっているのでしょうか。
世界初の量産ハイブリッドカーとして1997年に登場したプリウスは、25年目の節目となる2022年にフルモデルチェンジがおこなわれ、5代目となりました。
新型プリウスはユーザーに愛され続ける存在でありつづけるために、開発チームはプリウスのあり方をゼロから考え直したといい、「Hybrid Reborn」をコンセプトに掲げています。
初代から引き継いできた高い環境性能はそのままに、「一目惚れするデザイン」と「とりこにさせる走り」を兼ね備え、内外装だけでなく動力性能もスポーティに進化したクルマとなりました。
そんな新型プリウスですが、「愛車」として愛着が湧くことを目指したというデザインを内外装の各部に取り入れているようです。
エクステリアでは、たとえばリアウィンドウ右下の熱線部をよく見ると一部が「PRIUS」のロゴと一体となった箇所があるほか、リアのフェンダーアーチモールの後端部にもPRIUSロゴがひっそりと刻印されている箇所があります。
またエンジンルーム前方のカバー部には、熱線やフェンダーアーチモールと同様にPRIUSロゴに加えて「HYBRID REBORN」の刻印が施されている部分があり、こちらはエクステリアのロゴと比べると比較的大きい刻印となっていて、ボンネットを開けるとすぐに見つけられます。
そのほか、内装もダッシュボードの側面にプリウスのモノフォルムシルエットをモチーフとしたものや、リアシート側面カバー部の「SAFETY FAST」刻印など、内外装で大小の車名やプリウスの特徴を表す文字、シルエットデザインなどのユニークな意匠が各部に見られます。
これらの意匠について、新型プリウス開発担当は以下のように話します。
「じつは開発段階ではこのアイデアはなく、開発後期になって浮上したものでした。愛車としてお客さまに長く愛してもらうために、このようなデザインを取り入れました。
たとえば、ふとリアパンパーを見たときに『PRIUS』のロゴを見つけて、驚きや気付きがあればいいなと思っており、見つけるたびにまたプリウスを好きになってほしいと考えて浮かんだアイデアです」
フェンダーアーチの下部にある「隠れプリウス」ロゴなど、ほとんどの部分でよく目を凝らさないとわからない位置に存在しているようですが、比較的目立たない位置に意匠を設けることで新しい発見をもたらし、愛車をまた好きになる瞬間が現れるのかもしれません。
なお、担当者によるとこれらの刻印やデザインは、合計20箇所以上に取り入れているとのことですが、その詳細については明かしておらず、取扱説明書にも記載されていない模様。
新型プリウスに触れるタイミングがあれば、「隠れプリウス」を発見するのも面白いかもしれません。
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新型プリウスはハイブリッドモデルが販売中で、PHEVモデルは2023年3月頃に発売される予定となっています。
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