「高速通行止め」予想区間は? 最強寒波でNEXCO各社「不要不急の外出控えて」 立ち往生しやすい車種とは

この冬一番の強い寒気が流れ込み、日本海側を中心に広い範囲で大荒れに。高速道路各社は、不要不急の外出を控えるよう呼び掛けています。

関越道・北陸道などで通行止めの可能性あり

 この冬一番の強い寒波が流れ込む予報が出ていることから、高速道路を管理・運営するNEXCO各社は不要不急の外出を控えるよう呼び掛けています。

北陸道の降雪状況。2022年12月19日(画像:NEXCO東日本)
北陸道の降雪状況。2022年12月19日(画像:NEXCO東日本)

 2023年1月24日から26日にかけて、強い冬型の気圧配置となり、日本海側を中心に広い範囲で大雪となるおそれがあります。

 降雪の状況によっては、高速道路は広範囲かつ長期間にわたり通行止めになる可能性があり、並行する一般道も渋滞や通行止めになる場合があることから、不要不急の外出を控えるよう呼び掛けています。

 運送事業者や荷主企業に対しては、今後の気象予測や最新の交通状況を確認し、広域迂回の検討や運送日の調整をするなどの協力も要請しています。

 NEXCO東日本新潟支社は次の区間について、24日から「通行止めの可能性が高い」もしくは「通行止めの可能性がある」としています。

・道央道:全線
・深川留萌道:全線
・札樽道:全線
・後志道:全線
・道東道:千歳恵庭JCT~十勝清水IC
・関越道:水上IC~長岡JCT
・北陸道・日本海東北道:朝日IC~荒川胎内IC
・磐越道:津川IC~新潟中央IC
・上信越道:安曇野IC~更埴IC、長野IC~上越JCT

 NEXCO中日本は次の区間について、24日午後から「通行止めの可能性がある」としています。

・北陸道:米原IC~武生IC
・舞鶴若狭道:小浜IC~敦賀JCT

 道路で自力で走れなくなるクルマが1台でも発生すると、長時間の渋滞や通行止めにつながることがあります。

 やむを得ずクルマを走らせる場合は、冬用タイヤを装着しタイヤチェーンを携行するとともに、特に雪道では早めにチェーンを装着します。ノーマルタイヤでの雪道走行は法令違反です。

 NEXCO東日本によると一軸駆動車や連結車、空荷状態、年式の古い車両は、積雪路などで特に立ち往生が発生しやすい傾向にあるといい、注意が必要です。

【路線図】通行止めの可能性がある区間(23枚)

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