年末大掃除は「クルマも忘れず!」 年に1度の「念入り洗車」に必要な「ワザ」と「手順」とは
年末の大掃除シーズンには、愛車も洗車する人が増えます。日ごろは洗車機やガソリンスタンドの洗車サービスを利用する人でも、年に1度くらいは念入りに手洗い洗車してみてはどうでしょう。今回はそんな「念入り洗車」のワザと手順をお伝えします。
屋根からバーッと水洗いしたい気持ちを抑え…まずは「足回り」から!
1年間たまったほこりやすすを落とし、新しい年を気持ちよく迎えるためおこなわれる「大掃除」ですが、なにも自宅だけの話だけではありません。
今回は愛車の洗車、しかも年に1度はやっておきたい「念入り洗車」のテクニックについて紹介します。
外装の洗車というと、まずは水をクルマ全体にかけて……といいたいところですが、その前にタイヤとホイールをキレイにしておくことをオススメします。
ホイールの汚れは、泥などの汚れのほかにブレーキダスト(鉄粉)が多く含まれているため、できればボディとは別にスポンジなどを用意したいところ。
特に輸入車などはダストが出やすい傾向が強いので、鉄粉に反応して落とすホイールクリーナーがあるとはかどることでしょう。
またホイールの形状によっては、スポンジだけではすみずみの汚れに届かないケースも多いので、洗車用としてカー用品店で売られているソフトな毛質の「ディテーリングブラシ」や、柔らかい歯ブラシなど、細かい作業ができるものを別途用意するとなお良いでしょう。
ここもこだわり出すと“ホイールを車体から外して洗う”ということになりますが、ある程度妥協点を見つけて作業することも大切です。
一方のタイヤは、洗剤とブラシでゴシゴシとやるだけでも十分ですが、最近SUV系などで人気のホワイトレタータイヤのレター部分の汚れが気になる場合は、クリームクレンザーを少量ブラシにつけてこするとあっという間に真っ白に復活するのでオススメです。
タイヤホイールを洗い終わったら、それをすすぎがてらボディへ水をかけていくと一石二鳥。
このとき、ボディに積もったホコリを水の勢いで洗い流すつもりで、まんべんなくかけていくように心がけましょう。
ボディが乾いた状態から洗車スポンジでゴシゴシすると、細かな砂やホコリでボディにキズが入ることは間違いないので、ケチらずたっぷりと水をかけるのがベストです。
全体的にホコリを水で洗い流すことができたら、次はボディの洗車……ではなく、細かな部分に積もった汚れ落としから始めましょう。
具体的にはエンブレムの隙間やグリルの中、パネルの合わせ目など、普段の洗車ではなかなか行き届かない場所を重点的に洗います。
こちらもディテーリングブラシや、柔らかい歯ブラシなどを使うと効果的です。
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