中央道「小黒川PA」改良で混雑緩和へ! 大型車の駐車可能台数は4割増 普通車も利便性UP

中央道上下線の小黒川PAで、駐車マスの増設工事が完成します。どのように変わるのでしょうか。

大型車駐車可能台数は約4割増

 NEXCO中日本名古屋支社は2022年12月14日、中央道上下線の小黒川PA(長野県伊那市)で進めてきた駐車マス増設工事が20日に完成すると発表しました。

下り小黒川PAのダブル連結トラック優先駐車マス(画像:NEXCO中日本)
下り小黒川PAのダブル連結トラック優先駐車マス(画像:NEXCO中日本)

 駐車場のレイアウトを見直したほか、普通車も大型車も利用できる「普通車・大型車兼用マス」を増設するなどして、大型車駐車可能台数は上下線合わせて約4割(+33台)増えます。

 また、中央道では初めての「ダブル連結トラック優先駐車マス」を上下線で1台ずつ新たに整備します。

 普通車マスは入口に近い商業施設側に集約し、利便性を向上させています。

 これにより上り線は、大型車駐車可能台数が42台から58台に、普通車駐車可能台数は47台から97台に増加。下り線も、大型車駐車可能台数が49台から66台に、普通車駐車可能台数は39台から120台に増えます(いずれも兼用マス分を含む)。

 なお、普通車・大型車兼用マスは青色ラインで示されています。NEXCO中日本は、大型車が1台でも多く駐車できるよう、普通車が兼用マスを利用する際は、縦列駐車をするよう協力を呼び掛けています。

【画像】小黒川PAの位置と、駐車マスの「ビフォー・アフター」を見る(10枚)

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