「お金持ち」はベンツ「Gクラス」必ず持ってる!?「高級本格SUV」富裕層に選ばれる理由は? 庶民も中古なら手が出せる?
高級車を複数所有する人は、そのなかの1台としてメルセデス・ベンツ「Gクラス」を持っていることが多いようです。なぜGクラスは富裕層に選ばれるのでしょうか。
Gクラスはステータスの証!
高級車を複数所有するような、いわゆるお金持ちの人は、そのラインナップのなかにメルセデス・ベンツ「Gクラス」が含まれていることが多いといわれています。
高級なSUVやオフローダーならBMW「X6」やアウディ「Q7」、ランドローバー「レンジローバー」、キャデラック「エスカレード」などもありますが、なぜかGクラスの指名買いが多いといわれていますが、どのような理由でGクラスが選ばれるのでしょうか。
都内の輸入中古車販売店のオーナーは、Gクラスを所有する人にはある傾向があると教えてくれました。
「ウチのお客さまでも、複数台所有されている人でそのなかの1台としてGクラスを所有する人が多いです。
Gクラスのほかに、メルセデス・ベンツのセダンやフェラーリ、ポルシェなどスポーツカーといった高級車とあわせて複数所有している方もいらっしゃいます。
ほかのプレミアムSUVではなく、Gクラスの指名買いは良く見受けられます」
その秘密を探るべく、実際にGクラスを所有するMさん(50代・男性)に話を聞くことができました。
複数の会社を経営しているMさんは、Gクラスのほかにポルシェ「カレラ3」を所有。夢のような組み合わせで羨ましい限りですが、なぜGクラスを選んだのでしょうか。
「実はGクラスの購入は、当初考えていなかったんです。ただし同じ経営者仲間がゴルフコンペなどで集まるとみんながGクラスに乗っているので、自分もとなったわけです。
実際に乗ってみると、堅牢なボディと強靭な足回り、ハイパワーなエンジンで大柄なボディなのに速さも一線級。
最新型のプレミアムSUVと比較すると乗り味はスムーズとはいえませんが、Gクラスの独特の剛性感を味わってしまうと、操作系の重さや小回りの効かなさ、ステアリングを切ったあとは自分で戻さなければいけない部分なども許せてしまうんです」
GクラスはSUVを超えたステータスの象徴たるクルマで、とりあえず1台は所有しておくというのが本音のようです。
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もともとは、NATO(北大西洋条約機構)にも制式採用された軍用車両をベースに一般向けにアレンジして1979年に誕生したメルセデス・ベンツ「ゲレンデヴァーゲン」を発展させたのが「G(ゲレンデヴァーゲン)クラス」です。
なお、「ゲレンデヴァーゲン」とはドイツ語で「オフローダー」を意味しています。
そんなGクラスですが、1979年誕生と40年以上の歴史があるにも関わらず、大きく分類すると現行型は2世代目。実際は2018年にはフルモデルチェンジに匹敵するほどのビッグマイナーチェンジが実施されていますが、形式名は1990年に誕生した「W463型」のままとなっています。
ちなみに、初代(W460型)は1979年から1990年までの約11年、2代目(W463型)は、1990年から2018年(ビッグマイナーチェンジ前)と約28年も継続販売されたほどの超ロングセラーモデル。我々がイメージするGクラスもこの2代目になると思います。
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