充電時間が半分に!? 急速充電方式「チャデモ3.0」実用化に向けた動きが加速! EV普及の救世主となるか
日本でも実証が進む500kW超の高出力充電の実力と課題
では今後、急速充電の出力はどこまで上がっていくのでしょうか。
今回、日立インダストリアルプロダクツが参加する実証試験で採用するチャデモ3.0は、500kW超級(電流600A)という高出力に対応しています。
こうした高出力化となると、課題となるのは充電ケーブルの熱対策です。
既に量産化されている150kWモデルでも、ケーブルを液体で冷却する方式をとっていますが、さらに高い電流が流れるとなると、冷却方法のレベルアップが求められます。
現状では、液体冷却方式ではない50kWモデルでもケーブルは重く、またコネクターもかなりゴツい印象がありますが、ケーブルやコネクターを小型軽量化するという技術開発も進めていく計画です。
こうしたチャデモ3.0の実証実験により、急速充電の出力アップとともに、使いやすさの面でも大きく進歩することが望まれます。
そして、急速充電に関して最も大きな課題は、グローバルでの規格の標準化(統一化)ではないでしょうか。
現在ある急速充電の国際標準規格は、チャデモのほか、欧米それぞれでCCS(コンボコネクター方式)、中国のGB/T、そしてテスラの独自方式が並存している状況です。
CCSではこれまで、350kWモデルの早期導入を議論してきました。
チャデモ3.0は、中国の次世代充電規格であるChaoJi(チャオジ)と連携していますので、今後は欧米側とどのように話を進めていくのか注目されるところです。
これまでは、欧米側はチャデモへの対抗意識が強かったのですが、グローバルでEV普及が加速してきたいまこそ、例え国や地域で電力事情や社会事情が違うとはいえ、EV充電方式について日本と欧米は歩み寄るべき時期かと考えます。
日本でのチャデモ3.0に基づく実証試験が終わる2025年には、グローバルで連携した350kWモデルの実用化を期待したいところです。
Writer: 桃田健史
ジャーナリスト。量産車の研究開発、自動車競技など、自動車産業界にこれまで約40年間かかわる。
IT、環境分野を含めて、世界各地で定常的に取材を続ける。
経済メディア、自動車系メディアでの各種連載、テレビやネットでの社会情勢についての解説、自動車レース番組の解説など。
近著に「クルマをディーラーで買わなくなる日」(洋泉社)。
長距離も使用するし、実用的なBEVのSUVがないのでアウトランダーPHEVにしている。実用上はこれで十分電気自動車として使える。満タンまでODメーターは2000キロを示し、EV走行率は70%くらいである。仕事用には当面はPHEVだろう。 家内は11年型リーフ。12万キロ乗っている。バッテリーは70%切ったので一昨年新品に換装したが、70%程度なので十分リユースするらしい。
我が家はV2Hと太陽光発電システムを設置しており、電気代はガソリン代も含めて劇的に安くなった。
EVを単なる自動車としてしか考えられない思考硬直の人はもったいないなと思う。
なお、家内のリーフは急速充電はほとんどしない。V2Hがあれば昼ご飯を食べている間に充電できるから。
V2Hと接続するならチャデモ仕様のEVかPHEVとなる。
それにしてもEVの伸びやかな加速感と静かさはもうガソリン車には戻れない。あと2台ガソリン車を持っているが買い替えるならEVしかない。
自宅を持っている人なら良いだろうけど、家で充電ってのはアパート暮らしじゃ大家さん次第だからね。そういう意味でガソリン車またはガソリンと電気のハイブリッドは必須。田舎に盛んに建設している風力発電だけど、根本に駐車場を作って急速充電できるようにしてくれれば旅行や休日のレジャーにも便利だと思う。
国が薦めるならそこまでやってほしいところ。