ホンダと広州汽車の中国合弁会社「広汽本田汽車」（広汽ホンダ）は、「上海モーターショー」（会期：2025年4月23日〜5月2日）で、ミディアムセダン「アコード」の新たなモデル「アコードスポーツ」を展示しました。

　アコードは1976年にデビューした世界戦略車。現行型は11代目で、中国では2016年から現地生産しており、同国内で70万台以上走っているという人気モデルです。

　ボディサイズは全長4980mm×全幅1862mm×全高1449mm、ホイールベース2830mmです。

　パワートレインは1.5リッターガソリンまたは2リッタープラグインハイブリッドを搭載。いずれも日本で販売されるアコードとは異なるパワートレインです。

　そんな中国のアコードの新たなシリーズとして2025年3月20日に追加されたのが今回展示されたアコード スポーツです。

　フロントバンパーとグリルを奥行き感のあるシャープな専用デザインとしたほか、ドアミラーをブラック化。従来型の志向とは異なる、高級感あるスタイルに仕上げています。

　また、グリルのシルバー加飾、専用アルミホイールのほか、新たなボディカラーとしてベネチアンブルーを設定しています。

　パワートレインは1.5リッターガソリンエンジンのみ。最高出力141kW（192PS）・最大トルク260Nｍを発生します。

　価格は「スポーツ コンフォート」が17万9800元（約356万円）、「スポーツ デラックス」が19万9800元（約396万円）、「スポーツプレミアム」が21万4800元（約425万円）です。