トヨタ新型「プリウス」登場間近? 誕生から25年、ハイブリッドの「先駆車」はどう進化する 期待される先進性とは

世界初の量産ハイブリッド車として登場したトヨタ「プリウス」は、2022年に誕生25周年を迎えます。すっかりハイブリッド車が普及した現在、噂される新型プリウスはどのように進化するのでしょうか。

前回の全面刷新からすでに7年が経過

 トヨタ「プリウス」は、1997年12月に世界初の量産ハイブリッド車として登場し、その後もハイブリッド車の普及を牽引してきました。

 2022年には誕生25年を迎え、新型の5代目発表も取り沙汰されていますが、プリウスはどのように進化するのでしょうか。

トヨタ 4代目「プリウス」(画像は2018年12月にマイナーチェンジした改良型モデル)
トヨタ 4代目「プリウス」(画像は2018年12月にマイナーチェンジした改良型モデル)

 初代プリウスは、5ナンバーサイズのコンパクトセダンとして1997年に登場。既存のガソリン車と同等の走行性能を持ちながら、約2倍の燃費性能とCO2排出量半減などを実現し、ハイブリッド車の代名詞となります。

 その後、2003年に2代目、2009年に3代目と代を重ね、2015年には現行の4代目が登場。2代目以降は車幅などを拡大し3ナンバー化され、ボディタイプも4ドアセダンから5ドアハッチバックへと進化しています。

 販売台数は、3代目が国内で2010年と2012年に年間30万台を超えるなど、大ヒットを記録。「環境にやさしいクルマ」として日本だけでなく世界でも広く受け入れられました。

 現行の4代目も、デビューの2015年と翌2016年は20万台超え、2017年から2019年までは年間10万台超えを記録しています。

 しかし現在、プリウスの売れ行きは失速。2020年は約6.7万台、2021年は約4.9万台まで減り、日本自動車販売協会連合会の統計によると2022年の前半(1~6月)も約1.8万台という水準です。

 最後のフルモデルチェンジから7年が経過しており、現在は受注を停止しているという事情などから、新型が発売されるまで低空飛行は続くことが予想されます。

 プリウスは今後、どのように進化するのでしょうか。

【画像】次期プリウスは「スタイリッシュクーペ」になる? 変化するプリウス&最新トヨタデザインを画像で見る!(47枚)

「えっ!カッコいい!」 マツダの「スゴいSUV」登場! どこが良いの?

画像ギャラリー

1 2

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー