トヨタ新型「プリウス」登場間近? 誕生から25年、ハイブリッドの「先駆車」はどう進化する 期待される先進性とは
「ヤリス」の燃費を超えられるか
初代が登場した25年前は、ハイブリッドゆえの燃費性能がプリウスの強みでしたが、その後は多くのモデルにハイブリッドモデルがラインナップされるようになり、技術も成熟化。なかでもトヨタ「ヤリス」は、カタログ燃費で36km/Lを実現しています。
セダンのプリウスにとっては、SUV人気も逆風です。
このような状況の中で、ハイブリッド車の草分けであるプリウスには、さらなる燃費性能を求める声が見られます。
「リッター40で走れたら気持ちいいだろうなぁ」「営業でプリウスに乗っていた時はやっぱり燃費に感動した」など、SNSではプリウスの燃費に信頼を寄せる声が多数。
また、外観は、燃費を追求した流線形になるにしても、「原点回帰で高齢者、社用車として使える及第点デザイン」を求める意見がありました。
もう一つは、先進性です。
プリウスはこれまで、駐車時のハンドル操作が自動になる「インテリジェントパーキングアシスト」、横滑り防止機構と電動パワーステアリングを統合制御する「S-VSC」、アイドリングストップ中もバッテリーを電源として動作する電動インバーターエアコンなど、世界初搭載の機能を採用してきました。
プリウスの進化系であるプラグインハイブリッド車の「プリウスPHV」も、量産車では世界初となるソーラー充電システムをオプション設定しています。
「トヨタが描く少し先の未来を先取りしたものになることを期待しています」というSNSユーザーの声のように、新型プリウスは、ほかのハイブリッド車より数歩先を行くクルマになるかもしれません。
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