北海道から滋賀まで…全国7か所の高速「スマートIC」国が事業許可 あわせて4か所も計画本格始動へ

国土交通省が、計画されている全国7か所の高速道路のスマートICについて、各高速道路会社に事業許可を行いました。

4か所は準備段階調査着手

 国土交通省道路局は2022年9月30日、全国の高速道路に整備する7か所のスマートICについて、各高速道路会社に事業許可を行ったと発表しました。

スマートICのイメージ
スマートICのイメージ

 事業を許可したのは、次の7か所です。

・新得:北海道新得町、道東道のトマムIC~十勝清水IC間
・八幡平:岩手県八幡平市、東北道の松尾八幡平IC~安代IC間
・千代田PA:茨城県かすみがうら市、常磐道の土浦北IC~千代田石岡IC間
・足利:栃木県足利市、北関東道の太田桐生IC~足利IC間
・検見川・真砂:千葉市美浜区、東関東道の湾岸習志野IC~千葉北IC間
・外環八潮:埼玉県八潮市、外環道の草加IC~外環三郷西IC間
・神田:滋賀県長浜市、北陸道の長浜IC~米原IC間

 スマートICはすべて仮称です。

 新得は、スマートICの事業化に合わせて新得PA(仮称)も事業化されます。

 八幡平、足利、検見川・真砂は本線直結型、千代田PA、外環八潮、神田はSA・PA接続型として整備される計画です。

 また、あわせて次の4か所が新たに準備段階調査として着手されます。

・壬生PA:栃木県壬生町、北関東道の都賀IC~壬生IC間
・屋代:長野県千曲市、上信越道の坂城IC~長野IC間
・加計(フル化):広島県安芸太田町、中国道の千代田IC~戸河内IC間
・霧島:鹿児島県霧島市、東九州道の国分IC~隼人東IC間

 準備段階調査は、国がスマートICの必要性を確認できた箇所に対して着手されるものです。調査や検討が整い、関係機関で構成される地区協議会で決定された実施計画書が提出された箇所が、今後、事業化へと進みます。

【画像】事業許可・準備段階調査着手となる「スマートIC」の位置を確認する(13枚)

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