スズキ最新「軽セダン」は“走り”がイイ! 名車「アルトワークス」乗りの“開発者”が手掛けた「こだわりの一台」! エンジンも改良した“大幅刷新”の新アルトは「MTターボ仕様」登場にも期待大!
2025年7月に一部改良を実施し、大きく性能を向上させたスズキ「アルト」。今回、その開発責任者にお話をうかがいました。
スズキ最新「軽セダン」は“走り”がイイ!
スズキの軽セダン「アルト」は2025年7月に一部改良を実施し、内外装の一部デザインを刷新しただけでなく、ボディ剛性アップなど様々な面において手が加えられました。
その目的や今後の展開などについて、開発責任者にお話をうかがいました。

「ワークス」登場の可能性は?
今回お話をしていただいたのは、アルトのチーフエンジニアの竹中秀昭さんです。
普段は「アルトワークス」にお乗りという、こだわりを持った方でしたので、まずはそこからお話をスタートさせましょう。
【筆者(以下Q)】突然ですが、竹中さんはアルトワークスにお乗りだとか。
【竹中さん(以下、敬称略)】先日、会社が4連休だったのでアルトワークスに乗って、(浜松スタートで)広島から山口、福井、石川、富山あたりまでぐるっと2000kmほど乗ってきました。
この後のアルトをどうしようかなと悩みながら。現行アルトにはワークスが無いので、そんなことも考えつつ…。
【Q】そうすると、次は“ある”ということですか(笑)。
【竹中】そこは全く明言できません(笑)。
先代は担当ではありませんでしたが、ワークスを作る際には車体剛性を確保するためにスポット溶接を増し打ちするなどで、すごく走りやすくなっているんですよね。
今回のアルトのマイナーチェンジでも車体剛性を上げるために構造用接着剤を使ったり、減衰接着剤を採用したりすることで足回りをしっかり動かせるようにしています。
この減衰接着剤というのは車体のアンダーフロアの周りに塗布するんですけど、足回りからの振動を室内に伝えにくくするために、途中で減衰させるという接着剤です。
実はマイナーチェンジで入れるのはすごく大変だったのです。でも生産技術にも頑張ってもらいました。
がっちりした車体でよく動く足というのが理想形ですので、結果としてすごく車体が良くなりました。
デバイスをつけてどうのという以前に、軽量でNVH(騒音・振動・突き上げ感)もよく、操安もよくハンドルを切ればちゃんと曲がるのが良いわけです。
そこで今回は電動パワステのチューニングで戻りを良くしてスムーズに動くようにもしています。
評価を担当しない社内の営業の方に乗ってもらっても、「これは!」と言ってもらえましたので、自信を持ってお勧めできるでしょうし、ディーラーでも「まず乗ってもらって」と言っています。
【Q】素性がさらに良くなったということですね。
そうすると、やっぱり楽しいクルマはできそうな気がします。
【竹中】現在のアルトにはマニュアル車もターボもありませんし、いまの(経営や市場)環境の中でやらなければいけませんのでこれまでみたいなことはできないのですが、それでも何ができるんだろう、少量台数でもスズキらしさとか、自分らしいというクルマを作れたらと思っています。
































































