トヨタ新型「クラウンエステート シャコタン仕様」 美しいステーションワゴンに大変身! 16年ぶり復活でシャコタン化! サゲレンダリングを作ってみた!

2023年に登場するとされている新型「クラウンエステート」。歴代クラウンではステーションワゴンに与えられてきたその名称ですが、新型クラウンではラージSUVに対して用いられるようです。そんななかで、新型クラウンエステートをシャコタン化したレンダリングを製作し、かつてのステーションワゴンに近づけてみました。

「ラージSUV」の新型クラウンエステートをステーションワゴンに!?

 トヨタは、2022年7月に新型「クラウン」をフルモデルチェンジしました。
 
 16代目となった本モデルでは、クロスオーバー、スポーツ、セダン、エステートの4タイプがラインナップされます。
 
 そのなかで、16年ぶりの復活となるエステートをあえてシャコタン化して、かつてのステーションワゴンに近づけてみました。

16年ぶりのエステート復活! トヨタ新型「クラウンエステート」をシャコタン化してみた!
16年ぶりのエステート復活! トヨタ新型「クラウンエステート」をシャコタン化してみた!

 セダンのスポーティさと、ワゴンの実用性を兼ね備えたステーションワゴンは、根強い人気を持つボディタイプです。

 日本では、1989年にスバル「レガシィツーリングワゴン」に対して、スポーティな「GT」グレードが設定されて以降、1990年代から2000年代前半にかけて、空前のステーションワゴンブームが訪れました。

 ステーションワゴンブームのなかでは、レガシィツーリングワゴンに加えて、トヨタ「カルディナ」や日産「ステージア」、三菱「レグナム」、ホンダ「アコードワゴン」といった国産メーカーの各モデルや、ボルボ「850 エステート」やメルセデスベンツ「Eクラス ワゴン」といった輸入車勢がしのぎを削りました。

 一方、2010年代に入ると、SUVが台頭したこともあってステーションワゴンは影を潜めてしまいます。

 2022年9月現在、国産ステーションワゴンはトヨタ「カローラツーリング」「カローラフィールダー」とスバル「レガシィ」、マツダ「マツダ6 ワゴン」など、数えるほどとなっていしまっています。

 そのようななかで、2022年7月15日に世界初公開されたトヨタの新型「クラウン」では、それまでステーションワゴンモデルに用いられてきた「エステート」の名が復活することが明らかになりました。

 日本を代表する高級セダンという印象の強いクラウンですが、初代から8代目までのすべてのモデルと、11代目でステーションワゴン(エステート)も設定されているなど、ステーションワゴンファンからも人気の高いモデルです。

 新型クラウンは、まずクロスオーバーSUVモデルとなる「クロスオーバー」が2022年9月1日に発売され、その後2023年にスポーツ(ハッチバック)とセダン、そしてエステートが続く予定です。

 一方、トヨタは新型クラウン エステートを「大人の雰囲気で余裕のある走りを持つ機能的なラージSUV」と説明しており、ステーションワゴンという表現をしていません。

 たしかに、新型クラウンエステートのエクステリアデザインを見る限りは、ステーションワゴンというよりはSUVと呼んだほうがふさわしい印象です。

 ただ、開発目標値として公開されているボディサイズは、全長4930mm×全幅1880mm×全高1620mmとなっており、同クラスのSUVに対して全高が低く抑えられていることがわかります。

 そこで、往年のステーションワゴンをイメージし、新型クラウンエステートの最低地上高を下げたレンダリングを製作してみました。

 最低地上高を下げた結果、新型クラウンエステートのワイドかつ流麗なボディラインがさらに際立っています。

 また、大径ホイールと合わさることで、さらにスポーティな印象を強めました。

 その一方で、リアオーバーハングが短い分、いわゆるステーションワゴンと呼べるかどうかは議論の分かれるところです。

 新型クラウンシリーズのなかでは唯一の3列シート採用モデルになるとの噂もある、新型クラウン エステート。

 発売されたら「シャコタン」化するユーザーも現れるかもしれません。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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