“リビング感”強調! トヨタ新型「シエンタ」とホンダ新型「ステップワゴン」室内空間を比較! 「まるでソファ」は最近のトレンド?
一方のトヨタ新型「シエンタ」に備わる“リビング感”とは
一方で7年ぶりの全面刷新された新型シエンタ。
今回のモデルで3代目にあたるコンパクトミニバンですが、新型シエンタの内装はどういった特徴があるのでしょうか。
新型シエンタの座席シートには、偶然にもステップワゴン エアーにも似たメランジファブリック(霜降り糸風)のモダンな素材が用いられ、リビングのようにくつろげる、まるでソファのような使い心地の良い空間を実現しています。
加えて、シート素材はファミリーやレジャーでの多様な使い方に対応し、消臭・撥水撥油機能も備えた優れものです。
ファブリックはインパネ部分にも用いられており、シートとのコーディネートで室内全体の統一感を強化しており、より居心地の良さが感じられる空間となっています。
このほか特徴のひとつに「シカクマルシルエット」があげられます。
上下方向に広げたウインドウにより視界と見切りの良さを表現したほか、バンパーコーナーやルーフの角を丸め視覚的にコンパクトに仕上がっており、室内の広さはそのままにボディを大きくみせないデザインへと刷新。
シカクマルシルエットはインテリアにもドアポケットやレジスター、メーターなど、ところどころに施されています。
ほかにも新型シエンタの特徴として挙げられるのは、全長・全幅はそのままに2列目空間を拡大された点です。
ヘッドクリアランスが先代比+25mmとしたほか、前席との距離を1000mm(先代比+80mm)確保することで前席のフラット化を可能にしたため、ゆったりとした空間でレジャー休憩や車中泊をすることも可能となっています。
またスライドドアも開口部高さを1200mmと先代比+60mmとし、標準的な成人男性が大きく頭を下げずに乗り込むことが可能となるなど、誰もが乗り降りしやすい仕様へと進化しています。
さらにコンパクトミニバントップレベルの前後席間距離を確保することで、大きめの買い物カゴを置けるほどの広いスペースを実現。
室内高1300mmのスペースが確保されていることから、小さな子どもの着替えスペースも確保されています。
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最近はとくにインテリアのファブリックにソファのような座り心地の良い素材が用いられるのが特徴といえます。
昨今では車中泊などクルマでの移動や寝泊まりをするユーザーも増えてきており、時代の変化とともに、車内が第2のリビングとしてくつろぐスペースへと進化してきているといえるかもしれません。
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