“リビング感”強調! トヨタ新型「シエンタ」とホンダ新型「ステップワゴン」室内空間を比較! 「まるでソファ」は最近のトレンド?
2022年では各自動車メーカーからさまざまな新型ミニバンが発売されています。なかでも部屋の「リビング感」が意識された内装を特徴にしているクルマが多いですが、メーカーによってもそれぞれ違いがあります。今回は、2022年に登場したトヨタ新型「シエンタ」とホンダ新型「ステップワゴン」を比べて見ていきます。
最近の新型ミニバンは「リビング感」強調!?
2022年はさまざまなミニバンがフルモデルチェンジを遂げており、最近では5月27日にホンダの新型ミニバン「ステップワゴン」が登場。
8月23日にはトヨタの新型コンパクトミニバン「シエンタ」が発売されました。
なかでも最近は、インテリアについて「リビング感のような居心地の良さ」を特徴にしているクルマが多いですが、それぞれどういった違いがあるのでしょうか。
今回は新型ステップワゴンと新型シエンタを比べて見ていきます。
新型ステップワゴンは、「# 素敵な暮らし」をグランドコンセプトに、ユーザーの生活スタイルに合わせて暮らしを豊かにするアイテムとなることを目指して開発されました。
ラインナップには「AIR(エアー)」と「SPADA(スパーダ)」の2つのタイプが用意されており、さらにスパーダには上級グレードの「SPADA PREMIUM LINE(スパーダ プレミアムライン)」が設定されています。
2タイプは、シンプルでスッキリなデザインのエアー、高級感がありながらワイルドさも持ち合わせたスパーダと、それぞれ雰囲気が異なります。
インテリアを見てみると、エアーはグレー内装とブラック内装のふたつの内装色が設定されています。
シート表皮はともにファブリックで、見た目からかけ心地の良さを感じさせるふっくらしたキルティングが特徴です。
オシャレなカフェのソファのようなメランジ調のシート表皮も採用され、汚れが目立ちにくく心地よく過ごせる空間となっています。
一方のスパーダは、内装色はブラック系のみの設定となりますが、エアーと差別化されたファブリックとプライムスムース(合皮)のコンビシートを採用。ダブルステッチも施され上質感が演出されています。
またファブテクトと呼ばれる液体汚れ、油汚れが拭き取りやすくシミになりにくい素材のファブリックがタイプ別で用いられています。
このようにタイプによってガラッと印象が異なる新型ステップワゴンのインテリアについて、ホンダは以下のように説明しています。
「ステップ ワゴン エアーは、温かみのあるカラーを用いた明るい室内でリビングのような安心感のある室内空間に、ステップ ワゴン スパーダは、スタイリッシュな印象を与えるダークトーンのカラーで上質な室内空間にそれぞれ仕上げています」
またスパーダの上級仕様にあたるスパーダ プレミアムラインは、エアーやスパーダに比べてさらに内外装の機能が充実に加え、質の向上が図られています。
インテリアはスエード調表皮とプライムスムース(合皮)のコンビシートとなり、よりラグジュアリー感が感じられる内装に仕上がっています。
このようにユーザーひとりひとりの生活スタイルや好みにあわせて、タイプや内外装色を選べる点は、新型ステップワゴンの特徴といえるでしょう。
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