トヨタ「スープラ」のMT車キター! 日産新型「フェアレディZ」と真っ向勝負! 国産スポーツカーが激アツ!
スープラと新型フェアレディZ どっちが安い?
スープラと新型フェアレディZはどちらも最新のFRスポーツカーらしいスタイルに、歴代モデルのモチーフを取り入れている点は同じだといえます。
スープラはロングノーズショートデッキのシルエットを実現するとともに、ショートホイールベースと大径タイヤによってタイヤの存在を強調しています。
運転席と助手席の頭上が少し盛り上がったルーフ形状や、ヘッドランプを内側に寄せてフェンダーのボリュームを豊かに見せる造形は、トヨタ「2000GT」や先代スープラなどから引き継ぎました。
内装は、スポーツドライブに必要なメーターやスイッチ類などをタイトに包括。ドライバーを包み込むようなコクピットとしました。
メーターパネルは8.8インチ高精細カラーモニターを採用。回転計やシフトインジケーターなどセンターに集約し、ステアリングの向こう側にピントが合うように設計されたメーターレイアウトを取り入れています。
新型フェアレディZは初代「240ZG」のイメージを取り入れた「こ」の字のLEDヘッドランプや、歴代モデルから発想を得たテールランプ、四角いグリル開口部など、新しいモデルなのに懐かしさも感じさせるようなスタイルとなります。
なお、フルモデルチェンジとはいえ型式は従来モデルを踏襲し、「RZ34」となるようです。
インテリアは、12.3インチのフルデジタルメーターディスプレイが装備されます。回転計の針が真上を示すと同時に、シフトアップインジケーターが点滅してドライバーにシフトアップを知らせてスポーツドライビングをアシストする機能は、プロのレーシングドライバーのアイデアが取り入れられました。
インパネ上部には歴代モデルの多くに採用されてきた3連サブメーターを設置。最新のコクピットでありながら、Zの伝統も受け継いでいます。
ボディカラーは、白・黒・シルバーといった定番カラーはもちろん、赤・黄色といった明るい色を両車とも用意しました。
2020年の一部改良でスープラに明るいブルーのボディカラーが設定されましたが、現時点(2022年4月時点)ではすでに廃止された模様。対する新型フェアレディZには鮮やかなブルーも用意され、モノトーン、2トーンカラー計9色をラインナップします。
スープラについては、2022年秋の一部改良で「ボルカニックアッシュグレーメタリック」と「ドーンブルーメタリック」が新規採用されます。また、RZグレード限定で「マットアバランチホワイトメタリック」も設定されることが明らかになっています。
価格(消費税込)については、スープラが499万5000円から731万3000円、新型フェアレディZが524万1500円から646万2500円です。
スープラは500万円をギリギリ切った価格設定としていますが、これは2リッターターボのエントリーグレードのプライス。3リッターターボ700万円を越えており、同じく3リッターターボでも524万1500円からの新型フェアレディZのほうが割安と見ることもできます。
スープラのMT車の価格はまだ発表されていませんが、AT車とあまり変わらない価格で登場する可能性もあるでしょう。
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クルマの電動化が急速に進むなか、高性能スポーツカーが2022年夏から秋にかけて相次いで投入されます。
さまざまな規制が厳しくなっており、純ガソリン車でMTを設定するスポーツカーは今後出てこないのではないかといわれています。
スープラや新型フェアレディZといったピュアスポーツカーを購入できるのは、これが最後のチャンスかもしれません。
スープラってMT無かったんだ…知らなかったなぁ