トヨタ「スープラ」のMT車キター! 日産新型「フェアレディZ」と真っ向勝負! 国産スポーツカーが激アツ!
トヨタ「スープラ」にMT車が追加設定されたり日産新型「フェアレディZ」が登場するなど、スポーツカーが盛り上がっています。2台の高性能な国産スポーツカーの共通点や異なる点を詳しく見てみます。
熱烈ラブコールを受けてスープラにMT追加!
トヨタのスポーツカー「スープラ」に待望の6速MTが追加設定され、2022年秋に発売されることが発表されました。
2019年に復活したスープラですが、当初はATのみの設定でしたが、MT車への強い要望が多く、スープラのハイパワーエンジンに合わせたMTを新規に開発して最上級「RZグレード」に設定したといいます。
高性能なスポーツカーとして、日産新型「フェアレディZ」も2022年夏に発売予定です。
ライバル同士のスープラとフェアレディZを比較してみました。
2シーターFRクーペという点が共通のスープラと新型フェアレディZですが、ボディサイズはどうでしょうか?
スープラは全長4380mm×全幅1865mm×全高1290-1295mm、新型フェアレディZは全高4380mm×全幅1845mm×全高1315mmと全長は同一ですが、スープラのほうがよりワイドで低いプロポーションとなっています。
エンジンやトランスミッションも似通ったところがあります。
スープラのエンジンは387馬力/500Nmの3リッター直列6気筒ターボエンジンと、258馬力/400Nmまたは197馬力/320Nmの2リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載します。
そして、トランスミッションは全グレードに8速ATが設定されるほか、3リッターターボを搭載する最上級の「RZ」グレードに新たに6速MTが追加設定されることになりました。
一方の新型フェアレディZは、「スカイライン」の最強モデル「400R」と同じ405馬力/475Nmの3リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載。トランスミッションは新開発の9速ATと6速MTが用意されます。
スープラは3種類のエンジンスペックから選択できますが、3リッターターボはATとMTが用意されるものの2リッターターボ車はATのみ。新型フェアレディZのエンジンは1種類だけですが、ATとMTが選択できる点が違いとなります。
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3リッターターボ同士の燃費(WLTCモード)を比べてみると、スープラは12.0km/L、新型フェアレディZはAT車が10.2m/L、MT車が9.5m/Lです。
スポーツカーで燃費を気にする人は少数派かもしれませんが、スープラのほうが少し燃費が良いことがわかります。ちなみに、どちらもハイオク指定です。
スープラってMT無かったんだ…知らなかったなぁ