「危なくない?」各県の運転ご当地ルール 「茨城ダッシュ」は合法か?

不名誉な「ご当地ルール」は茨城以外にも

 そんな茨城ダッシュですが、実は同様の“ご当地ルール”が長野県松本市や愛媛県にもあり、それぞれ「松本走り」や「伊予の早曲がり」などと呼ばれているそうです。

 このように地名が付いてしまう不名誉なご当地ルールは、ほかにも複数存在しているようですが、その地域独自の一般的なルールとして、悪気なくおこなってしまう運転者がいるのも事実です。

危険な運転行為で事故に発展するケースも。
危険な運転行為で事故に発展するケースも。

 例えば、茨城ダッシュについても、SNSでは「危ないから取り締まって欲しい」「本当に危険だよね」といった茨城ダッシュを懸念する声に加え、「あれって違反だったの!?」というユーザーも一部見受けられます。

 前述したように、茨城ダッシュは危険な行為であり、違反にあたる可能性が非常に高い行為でもあるためおこなってはいけませんが、そもそも違反であることをしっかりと認識していないユーザーがいることも大きな問題です。

 茨城ダッシュのような行為は、教習所で違反行為と教わる事案ですが、今回、茨城県警が茨城ダッシュの危険性を啓発したように、周囲の運転者同士で互いの運転について確かめ合い、危ない運転については注意し合うことも必要でしょう。

 道路交通法など運転に関する法令について、しっかりと内容を網羅しておくことは大前提ですが、運転に自信がある人でも、時には自分の運転の仕方や交通マナーについて、いま一度確認するのが良いかもしれません。

※ ※ ※

 前述の法令に違反した場合、普通車で4000円から9000円の反則金が科されます。

 茨城県警は、正しい右折の方法として「道路中央に寄る」「対向車線と横断歩道の安全を確認」「交差点中心の内側を徐行」「横断歩道手前で再確認」の4つのステップを挙げています。

 右折時は、この4つのステップに沿ってしっかりと安全確認し、違反かつ危険な走行は絶対にしないように自分の運転を見直してみましょう。

【写真】「岡山ルール」には「★」印!?(16枚)

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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