特別仕様のナンバープレート装着車は少数派!? オリンピックの白ナンバーは軽オーナーから熱い支持!

これまでの無地のナンバープレートに加え、最近では特別仕様のナンバープレートが登場しています。実際にどれくらいのユーザーが装着しているのでしょうか。

特別仕様のナンバー登場も装着率は1割強

 東京2020オリンピックが2021年7月23日に開幕。本来は2020年に開催されることになっていましたが、新型コロナの感染拡大により1年延期。オリンピックの開催を記念した特別仕様ナンバープレートの交付期間も1年延長されています。

寄付ありのオリンピック特別仕様ナンバー
寄付ありのオリンピック特別仕様ナンバー

 特別仕様ナンバーププレートとは、2019年のラグビーワールドカップや、東京2020オリンピック・パラリンピックの開催を記念し、期間限定で交付されているものです。

 大会支援として1000円以上の寄付をすると「グラフィックデザイン入り」のナンバーが選べますが、寄付金なしでも装着できる「大会のロゴ入りのみ」も存在。

 寄付なしで大会のロゴ入りのみのナンバープレートは、普通車登録の一般的な「白ナンバー」と同じように見えるとあって、軽自動車ユーザーに人気となっています。

 加えて最近では、ラグビーワールドカップや東京オリンピックに続く特別仕様ナンバープレートとして、「地方版図柄入りナンバープレート」も交付されています。

 これは、「走る広告塔」として地域振興・観光振興に貢献すべく、地域の魅力ある風景や観光資源をもとにした図柄が用意され、地域名表示(ご当地ナンバー)を対象に交付されているものです。

 これまでの白や黄色、緑、黒といった無地のナンバープレートではなく、カラフルな特別仕様のナンバープレートが登場しているなか、一体どれだけの人がこの特別なナンバープレートを選択しているのでしょうか。

 くるまのニュースではアンケートを実施して調査してみました。

 まず、「ラグビーワールドカップや東京オリンピックなどの特別仕様ナンバープレートや、地方版図柄入りナンバープレートなどを装着していますか?」という質問に対し、「装着している」が12.6%、「装着していない」が87.4%と、装着していない人が圧倒的に多い結果となりました。

 新車登録時はともかく、すでにナンバー取得済みの場合はわざわざ交換する手間と費用が掛かることから、装着している人の割合が低い可能性が考えられます。

 なお、国土交通省によると、2020年7月末時点の東京オリンピック・パラリンピック記念ナンバーの累計申し込み数は193万4677台。

 登録車と軽自動車の内訳は、登録車が17万8628台、軽自動車が175万6049台で、寄付ありが23万8945台、寄付なしが169万5732台となっているとのことです。

 特別仕様ナンバープレートを装着している人の意見として、「軽自動車に白色のナンバープレートを装着したかった」「ボディカラーに合うため」「オリンピック仕様のナンバーのデザインが素敵だから」「この時期にしか装着出来ないナンバープレートだから」などの声が挙がっています。

 また、地方版図柄入りナンバープレートを装着している理由として、「故郷に愛着を感じているので」という意見がありました。

 一方、これらの特別なナンバープレートを装着していない人にその訳を聞いたところ、「ラグビーやオリンピックなどスポーツに興味がない」「ナンバーのデザインは普通が好み」「ナンバーが見づらくなるので装着しない」「地方版図柄入りナンバープレートが住んでいる地域で設定されていない」など、さまざまな理由があるようです。

【画像】ナンバープレートに個性は必要? カラフルなオリンピックナンバーや地方版ナンバー(31枚)

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