日産新型「フェアレディZ」は歴代モデルの面影たっぷり! 新デザインのポイントは?

特徴的なイエローのボディカラー コダワリのポイントとは?

――「フェアレディZ プロトタイプ」の最大の特徴は何ですか。

 初代Zの要素を残しつつ、極めて低重心なスタイルが、このクルマに全く新しい印象を与えています。

 エクステリアデザインは、力強くダイナミックでありながら、自然で魅力的な外観を生み出し、低いリアフェンダーと張り出したホイールは、飛びかかろうとする瞬間の猫を思わせます。

歴代Zと新型フェアレディZ(プロトタイプ)
歴代Zと新型フェアレディZ(プロトタイプ)

 初代Zは軽く、俊敏でしたが、新型Zではさらに力強さを加えています。たとえば、寒い朝に小気味よくギヤチェンジをしながら大地を捉えて走る、内に秘めた「ゾクゾクするような」パワーを感じさせます。

――イエローのモデルが目をひきます。これも歴代Zへのオマージュですか。

 初代Zと300ZXに設定されていたイエローのボディカラーを意識して、光沢のあるパール系のイエローを選びました。

 パールを加えたのは、日の光の下でキラキラ輝くようにしたかったからです。300ZXにもこの系統のカラーがありましたが、当時の技術ではこれほど鮮やかな発色はできませんでした。

――インテリアデザインには、どのようなアプローチをしましたか。

 車内に足を踏み入れた瞬間、別世界を体験できるようにしました。インテリアは手袋のようにぴったりとフィットし、ドライバーと一体化するとともに、必要な情報に素早くアクセスできます。もちろんコックピットは、くつろいでドライブする際に、見た目も操作も楽しめる空間になっています。

 また、純粋にドライビングに集中できるよう、データを一目で把握できるということを重視しました。そのためにデジタルパネルの表示に統一性をもたせています。

 外観はクラシックなスポーツカーですが、ドライバーはハンドルのスイッチでインフォテインメントや車両の設定をコントロールすることができます。

 とはいえ、インテリア全体はモダンな印象です。現代のドライバーのニーズに合わせてデジタル機能を最適な配置にしたので、気が散ったり、操作が面倒だったりということはありませんよ。

――新型フェアレディZ プロトタイプを通じて、どのようなメッセージを伝えたいですか。

 新型フェアレディZ プロトタイプは日産のDNAを体現したクルマで、Zファンと歴代Zに対する私たちのコミットメントを表しています。

 これはコンセプトカーでもなければ、将来のスタディモデルでもありません。新型Zの登場を宣言するものなのです。

 なぜ日産はZをつくり続けるのかと聞く人もいるでしょう。私にいわせれば、それは、何故人間は息をするのかと聞くようなものです。日産が存在する上で、Zは決して欠かすことができないクルマなのです。

 日産は、幅広い商品ラインナップと豊かな歴史を持つクリエイティブな企業です。私たちの過去から未来へと続く情熱を感じてもらいたいです

 お客さまにとって思い入れが深いクルマをつくるのは、素晴らしいことです。フェアレディZ プロトタイプは、過去へのオマージュを感じさせながら、内外装に先進的な最新のテクノロジーを感じさせるクルマに仕上がっています。

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 今回、新型フェアレディZ プロトタイプの主要諸元も公表されました。ボディサイズは全長4382mm×全幅1850mm×全高1310mm、タイヤサイズはフロントが255/40R19、リアが285/35R19となります。

 エンジンは、排気量は明らかになっていないものの、V型6気筒ツインターボを搭載。トランスミッションは6速MTが採用されています。

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