新型車はカーナビ標準装備が当たり前に? なぜ後づけ装着不可な車種が増加したのか
クルマがネットワークとつながると、どんなメリットがあるの?
クルマがコネクティッドサービスを備えることは、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ユーザーのメリットを、トヨタの展開するコネクティッドサービスを例に見てみると、万が一の事故やトラブル時の緊急通報や緊急度合いによって救急車両やドクターヘリの派遣などが可能となります。
そのほかに盗難対策や被害時の追跡なども遠隔でおこなうことができます。
また、オペレーターとのやり取りによって、駐車場や目的情報などの案内が受けられるなどのメリットがあるのです。
また、ディスプレイにカーナビ機能をもたせた場合に使える、ルート探索に関係するサービスとしては、常に地図データが最新に更新される「マップオンデマンド」や、ナビとクラウドで最適なルートを探索する「ハイブリッドナビ」が用意されます。
ただし、トヨタの販売店スタッフは「無料期間終了後は通信料が発生すること、通信料を払わないと現状のサービスが受けられなくなることを現時点であまり深刻に考えてない方が多いです。
我々もトラブルにならないようしっかりと説明していきたいと思っています」と話すなど、従来のクルマとは違う維持費がかかるということもあります。
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新車に標準で装着されるディスプレイは、カーナビが主な機能というわけではないことから、単純に比較することはできません。
しかし、従来のカーナビは一度購入すれば地図ソフトの更新などをしなければ追加費用がかかりませんが、コネクティッドサービスの利用時は維持費がかかるという違いはあります。
自分の気になるクルマがどのような装備になっているのか、そして契約する必要のあるサービスはあるのか、納得してから購入するのが良いでしょう。
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