日産「マーチ」に激似!? ミニバン&SUVまで揃えるダットサン「GO」ってどんなクルマ?
日産が2013年から新興国を中心に展開するサブブランドの「ダットサン」。その主力モデルとなる「GOシリーズ」とは、どのようなクルマなのでしょうか。
ダットサンが販売する新興国向けコンパクトカー!
日産は海外専売ブランドとして「ダットサン」を展開しており、国内では見られないクルマもラインナップ。かつて日本では同名のクルマを販売していましたが、現在のダットサンブランドとは、どのようなものなのでしょうか。
ダットサンは、1986年まで存在していた日産が国内外で使用していたブランド名です。一度は消滅してしまいましたが、2013年にインドネシア、インド、ロシア、南アフリカなどの新興国向けブランドとして再スタートを切りました。
そのなかでも注目なのが、インドやインドネシア向けのコンパクトハッチバックとしてラインナップされている、ダットサン「GO」です。
GOは、日産「マーチ」と同様に日産の共通車体プラットフォームである「Vプラットフォーム」を採用しています。
ボディサイズは全長3785mm×全幅1635mm×全高1485mmとなっており、マーチの全長3825mm×全幅1665mm×全高1515mmよりも小さなモデルです。
また、フロントバンパーやヘッドライトの形状はマーチと大きく異なりますが、AピラーからBピラー、ドアミラーなどのデザインにはマーチの面影が残っています。
内装にはマーチとの共通点がいくつか見受けられます。細かなデザインは変更されていますが、エアコン吹き出し口の形状や、スピードメーター、7インチタッチスクリーンナビなどは、ほとんど同じ配置を踏襲しています。
乗車人数はマーチと同じ5人乗りですが、リアシートは簡素化され商用車のような形状です。ヘッドレストも一体化され、取り外しが不可能です。
エンジンはマーチと同じく1.2リッター直列3気筒エンジンを搭載し、トランスミッションには5速MTとCVTが組み合わされています。
インドの現地価格は37万4990ルピー(約52万円)から購入でき、新興国向けのモデルとして好評を得ているようです。
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GOは2013年にインド、2014年にはインドネシアで発売され、新興国の人々にとって欠かせないクルマとして普及しました。
当時の日産によれば、GOの開発にはインドネシアが深く関わり日本人はほんの数人しかプロジェクトに参加していなかったといわれています。
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