黄色いクルマに虫が寄ってくるって本当? ボディに虫が付着したときの対処法とは
最近のクルマのボディカラーは、白・黒・シルバーなどの定番色に加え、赤や青などカラフルな色も選べるようになりました。スポーツカーやコンパクトカーでは黄色が設定されることがありますが、黄色のボディカラーには虫が寄ってくる傾向があるようです。クルマに虫の死骸が付着したとき、どのように対処したらよいのでしょうか。
黄色いボディカラーは虫に好かれる?
クルマのボディカラーは、白・黒・シルバーなどの定番色に加え、赤や青などカラフルな色が設定されるモデルもあるなど、個性を演出するのに重要な要素のひとつになっています。
ドイツの総合科学メーカー「BASF」社が調べた世界のクルマのボディカラーの調査によると、もっとも人気があるボディカラーは白で、全体の約39%を占めているといいます。次いで黒が16%、グレーが13%、青・赤が7%となり、黄色は3%となります。
黄色いクルマを選ぶ人は3%しかいませんが、軽自動車やコンパクトカーはもちろん、高級スポーツカーなどにも設定されており、鮮やかな色合いからスポーティな印象を受ける色といえます。
実際に、ホットハッチのスズキ「スイフトスポーツ」には、専用色として「チャンピオンシップイエロー」が設定されており、白、シルバーの次に人気があるといいます。
その一方で、黄色いボディカラーのクルマは、虫が黄色は虫が寄ってきやすい傾向があるようです。
春先から細かい虫が黄色いボディに集まり、夏場は羽虫などが飛来して、高速道路や田舎道を走ると虫の死骸がボディにこびりついてしまうことがあります。
「黄色は花と同じ色なので、虫が勘違いして寄ってくる」というウワサもありますが、実際はどうなのでしょうか。
黄色いクルマに虫が寄ってきやすい理由については、現時点では科学的な根拠が見つからないといいます。
理由が定かではないものの、黄色は虫が好む色であるという実験データが数多く発表されています。実際、害虫対策の商品に黄色を用いることで、虫を呼び寄せる効果を狙ったモノもたくさん存在しています。
黄色いクルマを所有するオーナーに話を聞くと、「夏場に草むらの近くにクルマを停めていたら、虫に囲まれていたことがある」といいます。
人間と虫とでは物の見え方が異なりますが、虫にとっては黄色は見分けやすい色であるといえるのかもしれません。
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