派手なデザインのオフロードタイヤなのにオンロードでも静か ヨコハマ「ジオランダーX-AT」を試してみた
優れたオフロード性能。なのにオンロードでもかなり静か
2019年7月23日、長野県軽井沢でこのジオランダーX-ATの試走会が行われました。
まずは、オフロードで試走します。群馬県と長野県の境にある北軽井沢の「浅間火山レース場跡地」であるアサマレースウェイは、アップダウンのある本格オフロード走行が可能な場所です。しかもこの日は直前に降った豪雨により、ダート路はドロドロ。タイヤの真価が問われるシチュエーションです。
そんな悪条件にもかかわらず、LT265/70R17サイズを装着したランドクルーザープラド(以下プラド)は、ぬかるみをものともせずに前に進みます。
ブロック基調のトレッドパターンのために泥はけも良く、ぬかるんだコースを何周走ってもグリップ感が変わらないのは安心感があります。とくに駆動/制動の前後グリップは安定しています。ブレーキングが安定しているからこそ、オフロードコースで速度を上げて走っても不安にはなりません。
コースで1カ所、スキー場でいえば「上級コース」になるくらいの斜度を持つ上り坂がありました。そこでは4WDのモードを4Hから4Lに切り替えて慎重に上っていくのですが、雨で滑りやすくなっているうえに、コースの泥が掘り起こされているのが運転席からも見てとれます。
もちろんプラドの優れた車両性能のおかげでもあるのですが、こうした状況でも横に滑ることもなく、しっかりと、そしてゆっくりと泥の坂を踏みしめてクルマを前に進めていきます。ジオランダーX-ATの派手なトレッドパターンはダテではなく、A/Tながらオフロード性能(今回の場合はとくにマッド性能)の高さを体感することができました。
つづいてはオンロードでの試乗です。今回試走した北軽井沢周辺の道路は、アスファルトが傷んだ場所が多く、けっしてフラットな路面状況ではありません。
ブロック基調のトレッドパターンを持つジオランダーX-ATなので、見た目的にはオンロード性能、とくに静粛性に関しては厳しいだろうと予想していましたが、実際に乗ってみるとそんなことはなく、「ゴー」というロードノイズ、「シャー」というパターンノイズともに、それほど耳につきません。オンロードを試走したのがプラドとラングラーだったので、タイヤ起因のノイズだけでなく、エンジン音などほかの騒音が大きいことを考慮に入れなければなりませんが、それでもタイヤからのノイズは気になりませんでした。
※ ※ ※
ヨコハマは先日、クラシックカー向けタイヤ「GTスペシャル クラシック」や「A539」を発表しました。これはヨコハマの「ホビータイヤ戦略」に基づくものだといいます。ホビータイヤ戦略とは、自動車趣味に対応する商品ラインナップ拡充を図り、ユーザーとのコミュニケーションを活性化するというものです。
今回のオフロードタイヤ「ジオランダーX-AT」の市場導入も、まさしくこのホビータイヤ戦略の一環だとヨコハマの関係者はいいます。
「日本だけでなく北米市場でも、見た目が派手で安価なアジア製タイヤが売られています。ジオランダーX-ATはそれらよりも高価ですが、プラスアルファの価値や性能を持ったこのタイヤは、お客さまから必ず認めていただけるはずです」と関係者は答えました。
ジオランダーX-ATは日本だけでなく、今後ヨーロッパを除く世界各国で販売される予定です。
配信をやめてください。
ガソリンGSげんしょう大変困るならば田舎役場に無人⛽️や電気スタンド置け
こうボーナスもらって机で会議だけで市民にやくにたてることやってほしいわ車以外苦労して草刈りガソリン必要わざわざ離れた所まで行かんといけんおかしい世の中