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軽自動車にも対抗できる魅力あるコンパクトカーが求められている
また、ルーミー4兄弟はライバルとなる軽自動車に対しても、対抗できるセールスポイントを持っています。

近年、軽自動車市場で人気のジャンルとなっている「スーパーハイトワゴン」は、ルーミー4兄弟と同じく全高が高められ、室内高を稼ぎ出すことでファミリー層へ積極的にアピールしています。
しかし、軽自動車は規格で縛られていることから排気量を660cc以上に引き上げることができず、定員も4名です。
一方、普通車のルーミー4兄弟は1リッターエンジン(ターボ仕様・ノンターボ仕様それぞれ存在)を搭載しているので、動力性能に余裕があります。また定員5名となっている点も大きな違いです。
ルーミーとタンクについて、トヨタの販売店スタッフは次のように説明します。
「ルーミーとタンクは比較的の販売好調なモデルです。理由としては、室内空間の広さが挙げられます。そして、軽自動車よりも走りが安定している点や、ミニバンより取り回しが良いといった部分も受けています。
そのため今までセダンやミニバンに乗っていたユーザーが、軽自動車ではなく、ルーミー/タンクを選択することも多いです」
※ ※ ※
コンパクトカー市場において、ユーザーから求められる要素は常に変化しています。また、他ジャンルである軽自動車におけるトレンドからも、影響を受け続けているといえるでしょう。
自動車メーカーは開発において、次の世代のユーザーが何を求めるのかを常に意識し続けながら、開発をおこなっているのです。
【了】
Writer: くるまのニュース編集部
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