トヨタで「FRセダンのMT車」復活! 国産高性能セダン5選
ミドルクラスの高性能セダン
●スバル「WRX STI」
かつてスバルの高性能セダンといえば「レガシィ」や「インプレッサ」でしたが、現在は「WRX STI」に集約されています。
「WRX STI」のエンジンは2リッター水平対向4気筒ターボで、最高出力は308PS。このパワーは6MTを介して常時4輪に伝えられます。
また、4WDシステムにはマルチモードDCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)の採用で、路面状況やドライビングスタイルに合わせた4輪のトルク制御を行ない、ドライバーの意のままの走りをサポート。
足回りではビルシュタイン製のショックアブソーバー(Type S)、ブレーキはブレンボ製18インチディスクブレーキ、19インチアルミホイール&タイヤの採用によりコーナーリング性能を向上させています。
ノーマルの状態では派手なエアロパーツは取り付けられていませんが、メーカーオプションの大型リアスポイラーや、ディーラーオプションの「STI パフォーマンスパッケージ」でフロント/サイド/リヤサイドアンダースポイラーなどが取り付けられ、一段とスポーティな外観に仕上げることもできます。
●日産「スカイライン 350GT HYBRID」
長い歴史を持つ日産「スカイライン」ですが、プリンス自動車時代からスポーティな高性能セダンとしてDNAは受け継がれています。
現行の「スカイライン」は時代に即するようにハイブリッドがラインナップされていますが、ハイパフォーマンスなパワーユニットになっています。
エンジンは3.5リッターV6自然吸気で306PS、これに68PSのモーターが組み合わされ、パワーユニット全体で発揮できる出力は364PSとなっています。
バッテリー残量が多い場合は発信時のみならず、中高速域までEV走行が可能となっており、高い動力性能だけではなく、高い環境性能も両立しています。
また、世界初となる「ダイレクトアダプティブステアリング」を搭載。これは、ハンドルの動きからドライバーの意図を読み取り、ドライバーのハンドル操作を電気信号に置き換えてタイヤを動かし、タイヤ角度とハンドル角度、操舵力を独立して制御する技術です。
「ダイレクトアダプティブステアリング」は優れたハンドリングと、振動を伝えることのない快適なドライブを可能にしています。