日産が新型「“3人乗り”オープンカー」初公開! 新世代の“電動ユニット”搭載で「めちゃ静か」に走れる! 斬新すぎる“専用シート”&「ドア無し仕様」は開放感バツグン! 新型「リーフ リリーフカー」DeNA戦でデビュー!

日産は2026年9月9日、プロ野球チーム「横浜DeNAベイスターズ」の本拠地、横浜スタジアムで、日産の最新EV「リーフ」をベースに専用開発した新しいリリーフカーを初公開しました。9月22日の対中日ドラゴンズ戦から“登板”する予定です。

斬新すぎる「ドア無し仕様」は開放感バツグン!

 日産は2026年9月9日、プロ野球チーム「横浜DeNAベイスターズ」の本拠地として知られる横浜スタジアム(横浜市中区)で、3代目となる日産の最新EV「リーフ」をベースに専用開発した新しいリリーフカーを初公開しました。

 お披露目を兼ねた共同会見には、横浜DeNAベイスターズの木村洋太社長、相川亮二監督、筒香嘉智選手、伊勢大夢投手に加え、日産自動車の杉本全氏らが登壇し、新しい車両の魅力と今後のシーズンへの意気込みを語りました。

 横浜スタジアムにおける日産製リリーフカーの歴史は非常に長く、1970年代から半世紀にわたって続いています。

 過去には「ブルーバード」をはじめ、パイクカーとして一世を風靡した「Be-1」や「エスカルゴ」といった個性的な名車たちが、数々のリリーフ投手たちをマウンドへと送り届けてきました。

 その後、環境意識の高まりとともにリリーフカーの電動化が進められ、2017年シーズンからは走行中の排出ガスが一切ない電気自動車として初代リーフが導入されました。

 翌年の2018年シーズンからは2代目リーフがその役目を引き継ぎ、そして今回、2026年1月に発売されたばかりの3代目リーフへとバトンが渡されることになりました。

斬新すぎる「ドア無し仕様」は開放感バツグン!
斬新すぎる「ドア無し仕様」は開放感バツグン!

 ベース車両として選定された3代目リーフは、新世代の電気自動車専用プラットフォームを採用することで、電気自動車としての根幹である航続距離や走行性能を大幅に進化させています。

 今回のリリーフカー製作にあたっては、これまでのような外部委託ではなく、日産社内の開発部隊が自ら設計を担当したといいます。

 なかでも注目すべきは、全国に5校ある日産自動車大学校の学生たちがプロジェクトに直接参加している点です。未来の自動車整備士を目指す学生たちは、車両のルーフやドアをカットした後の処理やカラーリングなどの緻密な作業をプロの開発者とともに分担して行い、情熱が込められた特別な一台を完成させました。

 車両のカスタマイズは、スタジアムでの使い勝手と演出効果を追求しています。

 まず、選手がスムーズに乗り降りできるよう、市販車に備わっているセンターコンソールを取り払い、取り払われた助手席跡の床面もフラットに仕上げました。あわせて、乗降用のステップの高さも野球用のスパイクを履いた状態での動線を考慮して最適化されているといいます。

 さらに、リリーフカーに乗って登場する投手の表情がスタンドの観客席からよく見えるよう、シートの座面の高さも調整したといいます。

 外装色には、3代目リーフのカタログを飾る主要カラーであり、ターコイズブルーのユニフォームとも見事に調和する「ルミナスターコイズ」が採用されています。

 ホームチームの車両には、チームの象徴である星をモチーフにした特別シートが設置されており、選手登場時にはブルーのイルミネーション機能が点灯してナイトゲームのスタジアムを演出します。

 会見の場で相川監督は、「すっきりとしていてかっこいいフォルム」と評価。また内野手の筒香選手は、マウンドに向かうリリーフカーを見ると「自分も勝負の時に決めるぞという強い思いになる」と語っています。

 伊勢投手は昨シーズン、リリーフカーに乗らずに登板して打たれた苦い経験から、ゲン担ぎの意味も含めて新しいリリーフカーに期待をかけているようで、「以前の車両と比べて座り心地が格段に向上した」と語っています。

 なお新型リリーフカーの実戦デビューは、9月22日に予定されているJERAセントラルリーグ公式戦の対中日ドラゴンズ戦から開始されます。

 当日は日産自動車の冠協賛試合として特別なナイターゲーム「#NEWリリーフカーナイター Driven by NISSAN」が開催され、球場全体を大いに盛り上げる予定です。

新型リリーフカーに乗り込んだ横浜DeNAベイスターズ(左から)相川亮二監督、筒香嘉智選手、伊勢大夢投手
新型リリーフカーに乗り込んだ横浜DeNAベイスターズ(左から)相川亮二監督、筒香嘉智選手、伊勢大夢投手

※ ※ ※

 木村社長は会見で、2024年の優勝パレードをはじめとする日産との長年の歩みに深く感謝し、残りのシーズンでのさらなる飛躍を誓いました。これに対し日産の杉本氏は、「シーズン終了後、新しいリリーフカーでも再び優勝パレードを行いたい」と熱い期待を言葉にしています。

 横浜の地を拠点とする両者の強力なタッグにより誕生した新しいリリーフカーは、静粛かつ力強い走りでチームの勝利を後押しし、スタジアムに集うファンに新たな熱狂をもたらしてくれそうです。

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Writer: くるまのニュース編集部

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