トヨタ「GRカローラ」より安い!? 格安の「“2ドア”スポーツカー」に大注目! “パワフル”なツインターボエンジンに「6速MT」設定! “高性能FR” のBMW M4中古モデルとは
高性能なターボエンジンと4WDを備えるトヨタ「GRカローラ」は、現在も注目度の高いスポーツモデルです。一方、中古車市場に目を向けると、同じ予算帯でパワフルなエンジンを積むBMW「M4」も狙えます。どのようなモデルなのでしょうか。
400馬力超えのエンジンを積むFRスポーツクーペ
サーキット走行も楽しめる高性能ハッチバック、トヨタ「GRカローラ」。2025年9月に一部改良モデルが発表され、同年11月に発売されました。価格(消費税込、以下同)は6速MT車が568万円、8速GR-DAT車が598万円です。
その新車価格と同じ予算、あるいはそれ以下で狙える輸入スポーツカーがあります。それが、BMWの高性能クーペ「M4(エム フォー)」の初代となるF82型です。
現行の「M4 Competition M xDrive クーペ」は新車価格1526万円ですが、初代M4なら諸費用を除く車両本体価格500万円以下の掲載例も複数あります。2026年9月上旬時点で複数の大手中古車情報サイトを見ると、走行距離5万km以下でも400万円台の個体が確認できました。
M4は、BMWの高性能モデルを手がけるBMW M社が「4シリーズ」をベースに開発したモデルで、それまでの「M3クーペ」の後継にあたります。
日本では2014年2月に予約注文の受付を開始。同じ世代には、4ドアの「M3セダン」とオープンモデルの「M4カブリオレ」も設定されました。
初代M4の大きな節目となったのが、2017年5月の改良です。デイタイム・ランニング・ライト機能付きの新世代アダプティブLEDヘッドライトやLEDテールライト、ブラック仕上げの19インチ・アロイ・ホイールを採用しました。
インテリアでも、harman/kardonサラウンド・サウンド・システムやカーボン・ファイバー・トリムが標準装備となり、内外装の商品力が高められています。
中古車市場を見ると、500万円以下で確認できた最も新しい年式は2018年式で、2017年5月の改良後モデルにあたります。なお、2017年式には改良前後のモデルが混在しているため、購入時には個体ごとの確認が必要です。
ボディサイズは全長4685mm×全幅1870mm×全高1385mm、ホイールベース2810mm。6速MT車の車両重量は1610kgです。
現行のG82型M4と比べると全長は120mm短く、ルーフにはCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を採用しています。また、現行型が四輪駆動のM xDriveを採用するのに対し、初代M4はFR(後輪駆動)となっている点も大きな違いです。
パワートレインは、3リッター直列6気筒DOHCツインターボエンジンです。最高出力431馬力、最大トルク550Nmを発揮し、最高出力は5500rpmから7300rpm、最大トルクは1850rpmから5500rpmで発生します。
トランスミッションには6速MTと7速M DCTを用意。JC08モード燃費は6速MT車が11.6km/L、7速M DCT車が12.2km/Lです。タイヤはフロント255/35R19、リア275/35R19という前後異サイズを組み合わせます。
2017年5月改良時の価格は、6速MTのM4が1157万円、M DCT車が1208万円でした。
さらに高性能な「M4コンペティション」も設定され、M DCT車は1279万円。同年8月にはM4コンペティションにも6速MTが追加され、1228万円で販売されています。
M4コンペティションでは最高出力を450馬力まで引き上げ、M DCT車の0-100km/h加速は4.0秒を実現しています。
足まわりにも専用セッティングのアダプティブMサスペンションやアクティブMディファレンシャルを採用。20インチ鍛造Mライト・アロイ・ホイール666Mや専用Mスポーツ・シートなども備え、標準のM4からさらに走行性能を高めています。
装備面では、日本導入時からBMWヘッドアップ・ディスプレイ、前後のPDC、リアビューカメラなどを装備。車線逸脱警告や前車接近警告、衝突回避・被害軽減ブレーキを含むドライビング・アシストも標準装備されていました。
さらに初代M4には、より特別な限定モデルも存在します。
日本へ60台限定で導入された「M4 CS」は最高出力460馬力を発揮。また、日本限定30台の「M4 GTS」は最高出力500馬力・最大トルク600Nmまで性能を高め、エンジンにはウォーター・インジェクション・システムも採用していました。
400馬力を超える3リッターツインターボエンジンに、FRと6速MTまで組み合わせられる初代M4。新車時には1000万円を大きく超えていた本格スポーツクーペですが、現在ではGRカローラの新車価格を下回る予算から探せるようになっています。

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500万円以下という価格は、あくまで諸費用を除く車両本体価格です。支払総額や保証の有無、納車前整備などの条件は一台ごとに異なります。
それでも、GRカローラの新車価格568万円を下回る車両本体価格で、400馬力を超えるツインターボエンジンとFRを組み合わせた2ドアクーペを選べるのが、初代M4中古車の魅力です。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。






































