トヨタ「“一番安い”クラウンセダン」発表! 「上級より100万円も安い」けど“フラッグシップ”らしさは変わりません! 全長5m「正統派FRセダン」の廉価モデルG どんなクルマ?
トヨタ「クラウンセダン」の一部改良で、手頃な価格の新グレード「G」が登場しました。どのような特徴があるのでしょうか。
手頃価格でフラッグシップセダンに乗れる
トヨタのフラッグシップセダンである「クラウンセダン」が2026年9月3日に一部改良を実施し、同日に発売されました。
この一部改良では、新たにドライバーズカーに特化した装備を持ち、ユーザーが購入しやすい価格とした「G」グレードが新設されました。果たしてどのような特徴があるのでしょうか。
現行型で16代目を数えるクラウンセダンには、ハイブリッド(HEV)モデルと燃料電池自動車(FCEV)モデルに上級の「Z」グレードのみがそれぞれ設定されていましたが、今回の「G」はハイブリッドモデルのみの設定となります。
Gの価格(消費税込)は649万9900円となっており、Zの753万600円と比較して100万円以上安い設定となっていますが、どのような装備差があるのでしょうか。

エクステリアに関しては、全体的なデザインは変わらないものの、標準装備のタイヤホイールがZの20インチから19インチへとインチダウン。
ヘッドランプモール、ロアグリルモール、フェンダーガーニッシュ、ベルトモール、リアバンパーモールがZの漆黒メッキ加飾からサテンメッキ加飾(ベルトモールはメッキ加飾)に変更となります。
なお、この19インチホイールとサテンメッキ加飾は、FCEVのZにメーカーオプション設定(19万8000円安)されていたものと同様のもので、今回の改良ではZグレードにブラックパッケージが標準装備となったため、改良前のZと同等のエクステリアともいえるでしょう。
インテリアに関しては、シート表皮がプレミアムナッパ本革から合皮へと変更がなされ、リアシート周りの快適装備であった「シートヒーター/ベンチレーション」、「リクライニング機構」、「マッサージ機能」、「サンシェード」、リアセンターアームレスト内の「ボックス」「リアマルチオペレーションパネル」、「イルミネーテッドエントリーシステム」、「マルチカラーイルミネーション」、「後席フルオートエアコン」などがすべて非装着。
ドライバーズカーとして装備を削り、フロントシート優先の仕様となりました。
それ以外では運転支援システムの「アドバンストドライブ」と「アドバンストパーク」、「緊急時操舵支援」、「アダプティブハイビーム」といった装備も省かれ(オプションでも選択不可)、マニュアルケースやクラウン専用キーも廃止(他のトヨタ車と同形状のスマートキーとなる)されています。
このように、主に後席周りの快適装備を省略することで大きく価格を下げたGグレードですが、フロント周りの装備は上級グレードと大差ないものとなっています。
「後席に人を乗せることはあまりないけれど、正統派のフラッグシップセダンに乗りたい」と考えている人にとっては、案外魅力的なものと言えるのではないでしょうか。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。














































