スバル新型「“水平対向”スポーツカー」最安モデルに大注目! “上級モデル”と「同じエンジン」で俊敏な“走り”は妥協ナシ! 「走る楽しさ」凝縮&“6速MT”も選べるコスパ抜群な「新型BRZ R」は“賢者の選択”か!
2026年7月30日に一部改良を実施したスバルのFRピュアスポーツカー「BRZ」のラインナップ中、最も手頃な価格で購入できるのがエントリーグレード「R」です。上級グレード「S」との価格差は約19万円ですが、走行性能に関わる基本骨格はRとSで共通しており、装備差だけを正しく理解しておけば、コストパフォーマンスに優れた選択肢になります。
スバル新型「“水平対向”スポーツカー」最安モデルに大注目!
2026年7月30日、スバルはFRピュアスポーツカー「BRZ」の改良モデルを発表しました。
運転支援システム「アイサイト」の機能強化による安全性能の向上と、モータースポーツで培った知見を活かした操作性の磨き上げが、今回の改良の柱となっています。
そんなBRZのラインナップのなかでも、最も手頃な価格で購入できるのがエントリーグレード「R」(以下、BRZ R)です。
BRZ Rの車両価格(消費税込、以下同)は、6速MT車が337万7000円、6速ATが354万2000円に設定されています。上級グレード「S」との価格差は約19万円です。
BRZ Rはシリーズの中でベーシックに位置づけられるモデルながら、スポーツカーとしての魅力をしっかりと感じられる一台です。
走行性能を最優先に設計された同モデルにおいて、BRZ Rはコストパフォーマンスに優れつつ、質感や装備でも抜かりのないバランスの取れたグレードとされています。純粋に走行性能にフォーカスする人に向いているでしょう。
BRZ Rのパワートレインは、最高出力235PSを発揮する2.4リッター水平対向エンジンで、これはSグレードとまったく同じ仕様です。
エンジン排気量が先代(初代)の2リッターから2.4リッターへと拡大されたことに加え、インナーボディ構造も新たに採用されており、ボディ剛性が高まって走行安定性と乗り心地が向上しています。
この基本骨格の恩恵は、グレードを問わずBRZすべてに共通しています。
トランスミッションは6速MTと6速ATから選択でき、運転支援システム「アイサイト」も標準装備されています。

BRZ RとSの主な違いは、快適装備と外観の質感にあります。
Sは、アルミホイールが18インチ(マットダークグレーメタリック)なのに対し、BRZ Rは17インチ(スーパーブラックハイラスター)となります。またSにはグリップ性能を高めたミシュランのハイパフォーマンスタイヤ「パイロットスポーツ4」が装着されますが、Rにはこの専用タイヤの設定はありません。
シート生地についても、Sには上質な「ウルトラスエード/本革」(ブラック/レッドアクセント・レッドステッチ)なのに対し、BRZ Rにはファブリック(ブラック・レッドステッチ)が採用されます。
さらにSのフロントシートには「シートヒーター」が備わりますがBRZ Rはオプション設定となり、スピーカーの数もSの8個に対してBRZ Rは6個と、音響面でも差が設けられています。
一方で、全車標準装備となる「アルミパッド付きスポーツペダル」もBRZ Rから採用されており、走りに直結する装備が価格を理由に省かれることはありません。
今回の改良で新たに採用された広角単眼カメラによるアイサイトのトリプルカメラ化やMT車のシフトレバー構造見直しも、グレードを問わず全車共通の改良です。安全性能と操作性の進化を、BRZ Rでも余すことなく体感できます。
グレードごとに装備や走行性能に個性があるものの、どのグレードを選んでも運転の楽しさは変わらないというのがBRZの大きな特徴です。
後席を倒せばタイヤ4本を積める実用性、水平対向エンジンとFRレイアウトが生む俊敏なハンドリングという、BRZの本質的な魅力はBRZ Rでも完全に享受できます。
上級素材のシートやシートヒーター、18インチホイールといった快適装備にこだわらず、まずはBRZというクルマの走りそのものを楽しみたいというユーザーにとって、BRZ Rは最も合理的で説得力のある選択肢です。
むしろストイックな装備からスタートし、必要に応じて社外パーツでカスタマイズを楽しむというアプローチも、スポーツカーらしい付き合い方といえるでしょう。
スポーツカーへの入り口を大きく広げるBRZ Rは、非常に魅力的な存在です。
Writer: 赤羽馬
金融業・自動車ディーラー営業マンを経て、ライターとして独立。幼少期からの自動車カタログ収集癖あり。エンドユーザーに役立つ話や経済・金融とクルマに関する情報を発信中。



































