跳ね上げ式だけでないトランクの開き方 横開きに観音開き、「上にも横にも」は究極の形?

一般的にトランクのドアは、跳ね上げ式の「ハッチ」ですが、なかには横に開いたり、観音開きになったりするものも。近年は「上にも横にも開く」というものも登場しています。

狭くても荷物をひょいっと 横開き式もいろいろ

 乗用車のトランクは、「ハッチバック」というカテゴリーもあるように、跳ね上げ式のドア(リアハッチ)が開くタイプが一般的。キャビンとのあいだに隔壁が設けられたセダンなどであればトランクパネルと呼ばれますが、これもやはり跳ね上げ式です。しかしなかには、ユニークな開き方をする車種も存在します。

リアに観音開きのダブルドアを採用するミニ「クラブマン」(画像:BMW Group)。

 たとえば、横開き式。もともと背面にタイヤを背負ったクロスカントリーやSUVに多かった形式ですが、いまではコンパクトカーの日産「キューブ」や、軽自動車のスズキ「ジムニー」にも採用されています。

 リアハッチをフルに開くには、リアハッチの高さ分の空間が必要ですが、横開き式ならば少しだけ開けて荷物を入れることが可能。開閉にあまり力がかからず、狭いスペースでも使いやすいといえるでしょう。しかし、フルに開く場合には車両の後部にそれなりのスペースが必要なうえ、ハッチのように雨のなかで荷物を出し入れする人の“屋根”にはなってくれません。ダイハツ「ムーヴ」などは長らく横開き式を採用してきましたが、2014年発表の現行モデルからは跳ね上げ式に変更されました。

 横開きで、かつ観音開きのダブルドアが採用されている車種もあります。現行ではルノー「カングー」や、ミニ「クラブマン」などが挙げられますが、これも、たとえば日本であれば日産「サファリ」や、トヨタ「ランドクルーザー」の一部といったSUVで見られた形式。片方だけ少し開けることもできますし、両方開けば開口幅も拡大します。ただし「カングー」の場合、片側だけ開ける場合は左側のドアを左に開けるようになっていますので、日本のように左側通行だと、歩道側から荷物を入れることができません。

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