加速車線が短すぎて加速できない「高速の合流」どうすれば? 一瞬の判断や操作…日本は高度な運転技術が必要?

高速道路の本線への合流は、場所によっては加速車線が短く、一瞬の判断や操作が求められる場面も。うまく走るコツはあるのでしょうか。

高速道路の加速車線から合流のタイミングは?

 高速道路のICやSA/PAなどから本線に入るには、並行する加速車線を走行して合流します。文字通り、本線を走るクルマのスピードに合うように加速するための区間です。

合流部には「合流注意」の看板が設けられることも

 NEXCO中日本ではウェブサイトで、合流の前には早めにウインカーを出すとともに、加速車線で十分に速度をつけ、本線を走るクルマをさまたげないよう案内しています。加速が十分でないまま合流すると、後続のクルマが追い付いてしまいブレーキを踏ませてしまう可能性もあり、渋滞の要因になるうえ事故にもつながります。NEXCO東日本によると実際、渋滞の約1割がICからの合流部で起こっているそうです。

 道路交通法でも、『自動車(緊急自動車を除く)は、本線車道に入ろうとする場合(中略)、当該本線車道を通行する自動車があるときは、当該自動車の進行妨害をしてはならない』(第75条の6)と、「本線優先」のルールが明記されています。

 では、本線が渋滞してクルマが連なり、ノロノロの場合はどうでしょうか。

 ペーパードライバー講習を実施している東京都世田谷区の自動車学校、フジドライビングスクールの田中さんによると、この場合は加速車線が比較的空いていたとしても、加速車線の終端まで行って、1台ずつ交互に合流すべきだといいます。手前側で我先にと合流しようとすると、割り込みによって本線の渋滞を悪化させるだけでなく、加速車線で渋滞が発生する要因にもなるそうです。

高速道路におけるいろいろな合流地点を写真で見る(6枚)

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