ホンダ新型「シティ」世界初公開! “約7年ぶり全面刷新”で「スポーティ顔」&“ラウンジ風内装”採用! 2つの異なるパワートレインに“6速MT”も設定の新たな「コンパクトセダン」インドで発表!
ホンダのインド法人HCILは2026年5月18日、新型「シティ」を世界初公開しました。約7年ぶりのフルモデルチェンジとなる8代目は、“Sporty Vibe”をテーマにデザインやハイブリッド性能、安全装備を大幅刷新。発表会ではホンダのインド戦略についても語られました。
約7年ぶり全面刷新 新型「シティ」世界初公開
2026年5月22日、ホンダのインドにおける四輪車の現地法人(生産・販売子会社)であるHonda Cars India(ホンダカーズインディア、略称:HCIL)は、同社の公式YouTubeチャンネルにおいて、新型「シティ」を世界初公開しました。
今回公開されたモデルは、2019年にタイで発表された現行型(7代目)以来約7年ぶりとなるフルモデルチェンジにあたり、ホンダを代表するコンパクトセダンとして大きな進化を遂げています。
発表会冒頭ではHCIL社長の中島貴志氏が登壇。「インドはホンダの将来成長における世界トップ3の重点市場のひとつ」であると説明し、今後は四輪・二輪の両分野でインド市場への投資を強化していく方針を明らかにしました。また、2028年以降には新たなEV戦略モデルを投入する計画にも触れ、電動化を含めた商品攻勢を本格化させる考えを示しています。
その中で中島氏は、新型シティと同時に初公開された新型「ZR-V」を“戦略モデル”として紹介。
シティについては、「インド市場で最も長い歴史を持つ車名のひとつ」であり、「世代を超えて顧客の人生や憧れを支えてきた存在」と説明しました。
続いて、新型シティの商品説明を担当したのは、副社長であるクナル・ベール(Kunal Behl)氏です。
ベール氏は、新型シティについて“Sporty Vibe”を開発コンセプトに掲げ、「新世代ユーザーが求める感性やライフスタイルに応えるモデル」と紹介しました。

シティという車名は、日本の自動車ファンにとっても馴染み深い存在です。初代モデルは1981年に登場し、「トールボーイ」と呼ばれた背の高いハッチバックスタイルで人気を獲得しました。
さらに、折りたたみ式バイク「モトコンポ」を同時発売したことで話題を呼び、当時の若者文化を象徴するモデルとしてヒットを記録。
その後、日本市場では1990年代前半に販売終了となったものの、海外市場では車名が継続され、アジアを中心としたコンパクトセダンとして独自の進化を遂げました。
今回公開された8代目シティについて、発表会では近年の若いユーザー層について「機能性だけでなく、自分らしさや感性を重視する傾向が強い」と分析し、そうした価値観に応えるため、スポーティさや先進性、所有する満足感を強く打ち出したと説明しています。
ボディサイズについては詳細スペックが公表されていないものの、発表会では「このセグメントで最も長いセダン」であることがアピールされました。
ロングボディ化によって空力性能を高めると同時に、後席空間や存在感も向上しているといいます。
エクステリアでは、従来型から大きな方向転換が図られています。発表会では「シャープでスポーティ、そして最も若々しいシティ」と表現され、フロントフェイスには新デザインのフルLEDヘッドライトを採用。
全車標準装備となるLEDプロジェクターヘッドライトは、従来モデルより広く長い照射範囲を実現したと説明されました。
さらに、薄型ヘッドライトと横基調デザインによって、低重心かつワイドな印象を強調しています。
サイドデザインについては、基本シルエットこそ7代目シティの流れを踏襲しているものの、より滑らかなルーフラインと伸びやかなプロポーションによって、ファストバックセダンのようなスポーティ感を演出。
足元には新意匠のエアロデザインアルミホイールを採用し、「スポーティさと空力性能を両立したデザイン」であると紹介されました。
リアデザインでは、テールライトユニット自体に大きな変更はないものの、リアバンパー下部を中心に大幅刷新。
ブラック加飾を広範囲に取り入れた新デザインによって、従来型より引き締まった印象へ進化しています。
発表会でも、リアディフューザー風デザインや横方向への広がりを強調したスタイルによって、「後続車に強い存在感を与えるデザイン」であると説明されました。
インテリアでは、“ラウンジのような空間”をテーマに開発されたことが明かされています。
新たに10.1インチ大型フローティングディスプレイを採用し、ワイヤレス接続機能にも対応。
アンビエントライトやアイボリーカラーのレザーシートも採用され、従来型以上に上質感を高めています。
さらに、前席にはベンチレーション機能を搭載し、冷却エリアを40%拡大したことで快適性を向上させたといいます。
パワートレインは、1.5リッターガソリンエンジンに加え、ホンダ独自のハイブリッドシステム「e:HEV」を設定。
特にe:HEVモデルでは、最大トルク253Nmを発生し、「ターボエンジンに匹敵する加速性能」を実現したと説明されました。
トランスミッションはCVTのほか、ガソリンエンジンモデルには6速MTも設定。一方で、燃費性能は27.26km/Lを達成しており、「このセグメント最高レベル」であるとアピールされています。
安全装備では、Honda SENSINGを全車に設定。レベル2相当の先進運転支援機能に加え、新たに360度マルチビューカメラも採用されています。
また、ハイブリッドモデルには5年間保証も用意され、長期使用時の安心感も強化されました。
※ ※ ※
かつて日本で若者たちを魅了したコンパクトカーは、いまやアジアを代表するグローバルセダンへと進化しました。
約7年ぶりに全面刷新された新型シティは、スポーティなデザイン、先進技術、そして電動化性能を大きく引き上げることで、新時代のセダン像を提示する一台となりそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
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