5000万円! 日野が新型「大型観光バス」発表! 約20年ぶり「新デザイン」採用で“空力性能”アップ! 新たな「12速AMT」搭載&“めちゃ上質”インテリアの「新型セレガ」発売!
2026年5月20日、日野は大型観光バスの「日野セレガ」に大規模な改良を施したと発表し、同日より新型モデルとして発売しました。
日野が「セレガ」発表!
修学旅行やツアーでの移動手段、あるいは都市間を結ぶ高速路線バスとして、誰もが一度はお世話になっているであろう大型観光バス。
そんな日本の旅に欠かせない存在のひとつである日野の「日野セレガ(以下、セレガ)」が、2026年5月20日に大規模な改良を受け、新型モデルとして発売されました。
今回のモデルチェンジは、単なるマイナーチェンジの枠を超え、デザインから中身のメカニズムに至るまで、現代のバス業界が抱える課題に真っ向から挑んだ意欲的な内容となっています。
新型セレガを目の前にしてまず驚かされるのが、その流麗なスタイリングです。
なんと約20年ぶりに行われたというボディデザインの刷新では、「グラマラス・フロー」というコンセプトが掲げられました。
空気の抵抗を綺麗に受け流すような丸みを帯びた艶やかなフロントマスクと、シャープに切り落とされたリアの造形が採用され、それぞれが見事に調和しています。
この新しいデザインは、見た目の新しさをアピールするだけでなく、高速走行時の空力性能を高めることで、燃費の向上や風切り音の低減にも直結する機能美を体現。
くわえて、乗客を迎え入れる車内空間も上質に仕立て直されており、落ち着いたカラーリングの運転席周りや、環境に配慮した素材を用いたシートなど、快適で心地よい世界観を演出しました。

そして今回の改良において見逃せないのが、運転士の負担を劇的に軽減するメカニズムの進化です。
新たに設定された「12速AMT(自動制御式マニュアルトランスミッション)」は、従来であれば運転士の足と手による繊細なクラッチ操作とシフトチェンジが必要だった操作を、コンピューターがすべて自動で行ってくれるシステム。
12段という細かなギアを駆使することで、エンジンを効率の良い低い回転数に保ちながらスムーズに加速していくため、経験の浅い運転士であっても、まるで長年ハンドルを握ってきたベテランのような、乗客が前後の揺れを感じない快適な走りと省燃費走行を両立できるようになりました。
また、長い下り坂などでブレーキを補助する流体式リターダーも標準装備されており、山道での運転の疲労を和らげてくれます。
そして多くの人命を預かる観光バスとして、安全装備のアップデートも徹底されています。
車体の周囲に張り巡らされた広角ミリ波レーダーが、見通しの悪い交差点での自転車との出会い頭や、左折時の歩行者の巻き込み、さらには車線変更時に死角に入り込んだバイクなどを瞬時に検知。
危険が迫るとピラー部分のランプと警報音で運転士に警告を与え、接触事故を未然に防ぎます。
また、先行車や対向車を避けて自動でハイビームの照射範囲を調整するLEDヘッドランプや、道路標識を読み取って設定速度に反映させる機能も盛り込まれ、夜間や見知らぬ土地での運行を強力にサポート。
くわえて、万が一の事態に備える「ドライバー異常時対応システム(EDSS)」も引き続き搭載されました。
これは運転士が急病などで意識を失った際、運転席や客席に設置された非常ボタンを押すことで、車線内にとどまりながら自動でブレーキをかけて車両を停止させる、まさに“究極の安全機能”です。
車内のカメラが運転士の異常を検知した場合はボタンが押されなくても自動でブレーキが介入し、車外にはクラクションとハザードランプで緊急事態を知らせて二次被害を防ぎます。
このような新型セレガの車両価格(消費税込)は、62人乗りのハイデッカ仕様で5095万2110円に設定されています。
Writer: くるまのニュース編集部
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