ホンダ最強「“本格スポーツ”軽トラ」ガチすぎて反響殺到!「まさに“農道のNSX”だ…」「絶対に買います!」と称賛に声! ターボエンジン&“5速MT”搭載した「T880」の凄まじい中身とは!
昨今のアウトドアブームによって、「働くクルマ」をベースにしたカスタムカーは一般的なものになりましたが、実は今から約9年前に、すでにそのトレンドの“究極的な仕様”とも言えるような一台の軽トラックが発表されていました。
ホンダ最強「“本格スポーツ”軽トラ」ガチすぎて反響殺到!
クルマのカスタマイズイベントやモーターショーでは、メーカーの技術力や遊び心をフルに発揮した数々のコンセプトカーが登場し、ファンたちの目を楽しませてくれます。
なかでも、昨今のアウトドアブームやDIYの流行により、仕事用の「働くクルマ」をベースにしたカスタムが大きな注目を集めていますが、今から約9年前の「東京オートサロン2017」において、すでにそのトレンドの“究極的な仕様”とも言えるような一台の軽トラックが発表されていました。
それが、ホンダ車の純正アクセサリーを手がけるホンダアクセスが公開した「T880(ティーハチハチマル)」です。
同車は、ホンダアクセスの従業員有志による自主プロジェクト「N Lab.(エヌラボ)」が、「働くクルマはカッコいい」というテーマのもとに作り上げたコンセプトカー。
農作業や配送業務で長年親しまれてきたホンダの軽トラック「アクティトラック」をベースにしていますが、もはやその面影はほとんど残っていません。

まず度肝を抜かれるのが、低く構えた独自のプロポーションです。
大がかりな板金作業によってルーフを150ミリも切り落とす「チョップドトップ」加工を施すことで、通常の軽トラックのような腰高感が完全に消え去り、まるでクラシックスポーツカーのようなシルエットを創出。
フロントマスクには愛嬌のあるレトロな丸目ヘッドライトが与えられ、足元にはRSワタナベ製の14インチアルミホイールと、車幅を大胆に広げるオーバーフェンダーを装着。
商用車の無骨さとレーシーな雰囲気が見事に融合した、唯一無二のルックスを完成させました。
そしてT880は、見た目のインパクトだけでなく実際に「使える」実用性が追求されている点も大きな魅力です。
荷台のテールゲートは、通常の下開きにくわえて、左右に開く観音開きも可能な2ウェイ構造へと改造。
さらにキャビン後部にはバイクのフロントタイヤがすっぽりと収まる“くぼみ”が設けられており、休日にバイクを積んで遊びに出かけるトランポとしての機能も申し分ありません。
またリアのバンパー下からは、250ccバイク用のサイレンサーをベースにワンオフ制作されたセンター出しマフラーが顔を覗かせています。
そして何よりクルマ好きの心をくすぐるのが、そのストイックな中身です。
エンジンはアクティ本来の自然吸気仕様から、同社のワンボックスカーである「バモス」に搭載されていた直列3気筒ターボエンジンに換装。
これに5速MTを組み合わせることで、重い荷物を運ぶためのギア比ではなく、純粋に走る楽しさを味わえるセッティングへと生まれ変わりました。
ブレーキもフロントにウィルウッド製の高性能キャリパーを奢り、リアもドラムからディスクブレーキへと変更。
単なる展示用のショーカーではなく、実際にサーキットを全開で走れるレベルの本気のチューニングが施されていたのです。
車内はルーフが低くなった分、シートポジションを下げるととともに、ロールケージを組んでボディ剛性もしっかりと確保されています。
この情熱の塊のようなT880に対し、現在でもSNSなどインターネット上のコミュニティでは称賛の声が絶えません。
投稿を見ると「まさに『農道のNSX』と呼ぶにふさわしい仕上がりだ!」「屋根を切り詰めたシルエットが最高にクールだ」「スペックも見た目も完璧…」「このまま市販してくれたら絶対に買います!」といった、今でも販売を熱望するコメントが寄せられています。
また、「こういうブッ飛んだクルマを作ってしまうあたりに、かつてのホンダらしい情熱を感じる」と、有志チームの取り組みと熱意を評価する声も少なくありません。
残念ながら、ベースとなったアクティトラック自体がすでに生産を終了していることもあり、このT880が市販化されることはありませんでした。
しかし、日々の仕事に欠かせない身近な道具に、これほどまでのワクワク感と本気の遊び心を詰め込むというアイデアは、クルマという乗り物が持つ可能性の広さを、2026年の今もなお私たちに力強く語りかけてくれます。
Writer: くるまのニュース編集部
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