全長4m級の「“新型” コンパクトスポーツカー」世界初公開! “レトロ風”デザイン&「226馬力」の高性能パワトレ搭載! “FFスポーツ”のVW「ID.ポロGTI」欧州で登場
フォルクスワーゲンは2026年5月15日、コンパクトBEV(電気自動車)の新型「ID.ポロGTI」を欧州で世界初公開しました。1976年の初代「ゴルフGTI」誕生から50年の節目に登場した、新時代の電動コンパクトスポーツカーはどのような進化を遂げたのでしょうか。
伝統のバッジを冠する新たなコンパクトスポーツが登場!
フォルクスワーゲンは2026年5月15日、コンパクトBEV(電気自動車)の新型「ID.ポロGTI」を欧州で世界初公開しました。
フォルクスワーゲンの「GTI」モデルは、1976年に誕生した初代「ゴルフGTI」から50年にわたり受け継がれてきた高性能モデルに冠される伝統のバッジです。なかでも「ポロGTI」は、2006年の初代登場以来、力強いデザインとパワフルな前輪駆動を組み合わせた、俊敏でありながら日常使いもこなせるコンパクトスポーツカーとして愛されてきました。
今回発表された新型ID.ポロGTIは、そんな歴代モデルのDNAを受け継ぎつつ、ホットハッチの代名詞とも言える「GTI」バッジを冠する初の完全電気自動車として誕生しました。
新開発の前輪駆動レイアウト(MEB+)を採用することで、コンパクトなボディサイズでありながら、従来の内燃機関モデル(MQBベースのポロGTI)と比較して室内長が19mm拡大しています。

ボディサイズは全長4096mm×全幅1816mm×全高1513mm、ホイールベース2599mm。日本の都市部でも扱いやすいパッケージとなっています。
さらに荷室容量も通常時441リットル、最大1240リットルまで拡大でき、高い実用性を誇ります。
パワートレインは、最高出力226馬力・最大トルク290Nmを発揮するモーターをフロントに搭載。初代ゴルフGTIと同様に前輪を駆動し、0-100km/h加速は6.8秒という俊敏な走りを実現します。
また、電子制御式のフロントディファレンシャルロックや、専用チューニングされたアダプティブDCCスポーツサスペンションを標準装備することで、GTI特有の高いコーナリング性能を発揮します。
バッテリー容量は52kWhで、WLTPモードで最大424kmの航続距離を実現。急速充電(DC)では最大105kWに対応し、約24分で10%から80%まで充電が可能とされており、日常使いから長距離移動まで幅広く対応します。
エクステリアは、GTIの伝統を受け継ぐ力強いデザインが特徴です。フロントには象徴的な赤いストライプが車幅いっぱいにあしらわれ、バンパー下部のハニカムパターンのエアインテークには、モータースポーツの牽引フックを彷彿とさせる赤い垂直エレメントが配置されています。
足元には19インチのアルミホイールが標準装備されます。
機能面では、アクセル操作のみで減速をコントロールできるワンペダルドライブや、赤信号を認識して自動停止する機能を備えた先進運転支援「Connected Travel Assist」が用意されています。
インテリアは赤と黒を基調とし、歴史的なGTIモデルのタータンチェック柄を再解釈したファブリックシートを採用。10.25インチのデジタルメーターと12.9インチのインフォテインメントディスプレイを搭載しています。初代ゴルフを彷彿とさせる「レトロディスプレイ」機能(カセットテープの再生画面など)も備わっており、遊び心も取り入れられています。
価格はドイツ市場で3万9000ユーロ弱(約722万円 ※2026年5月中旬時点)に設定される予定で、プレセールスは2026年秋から開始されます。
コンパクトクラスながら高い実用性とGTIならではのスポーティな走りを備えた電動モデルとして、欧州市場での今後の展開に注目が集まりそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
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