たった4日で「受注停止」で話題に! 注文殺到したスズキ「ジムニーノマド」今どうなっている? 今夏登場の「新たな改良モデル」発売控える「5ドアロング仕様」 最新の状況は
発売直後から異例の人気ぶりとなっているスズキ「ジムニーノマド」について、最新情報を販売店に聞いてみました。
納車は当分先にはなるものの、現在もジムニーノマドの注文は可能
2026年1月15日、スズキは長らく受注停止が続いていた「ジムニーノマド」について、同年1月30日より注文受付を再開すると発表しました。
それから約3か月が過ぎた納期やユーザーの反響など、首都圏のスズキディーラーに問い合わせてみました。
2025年1月30日、小型四輪駆動車「ジムニーシエラ」の5ドア仕様であるジムニーノマドが発表されるやいなや、注文が殺到し、わずか4日間で月販目標である1200台を大幅に上まわる約5万台の注文が殺到。
結果として、あっという間に新規受注を停止する状況となってしまいました。
ジムニーノマドは、インドのグルガオン工場で生産されており、日本に輸入されている「輸入車」という位置づけです。
JAIA(日本自動車輸入組合)が公表している「2026年3月度輸入車新規登録台数」によると、スズキの新規登録台数は6702台でした。同月前年が2610台であったことを考慮すると、実に257%もの伸び率です。
これはいうまでもなくメルセデス・ベンツをはじめとする輸入車(逆輸入車含む)のなかでは断トツの数字なのです。
もちろんスズキには同じくインド生産の「フロンクス」などもあるため、内訳のすべてがジムニーノマドであるとはいえませんが、少なくとも一定の貢献をしていることは確かです。
とはいえ、膨大なバックオーダーも抱えていることに変わりはなく、新たな購入希望者も増えるいっぽうであり……。
そこで発表されたのが、1月30日より注文受付を再開するというアナウンスでした。
受注再開にあたり、納車順は申し込み順ではなく抽選で決定する方式が採用されたのです。
抽選期間は1月30日から2月28日までと設定され、スズキの公式ウェブサイトには「ジムニー ノマド 受注再開ご案内ページ」が開設され、全国の購入希望者がエントリーを行っています。

また今回の受注再開にあわせ、スズキはジムニーノマドに一部仕様変更(一部改良)を実施しています。
先進運転支援機能がアップデートされており、ACC(アダプティブクルーズコントロール)も全車速追従機能付きとなったほか、車線逸脱抑制機能も標準化されています。
このほかボディカラーに新色「グラナイトグレーメタリック」を追加するなど、細部の仕様変更や装備の充実なども同時におこなわれました。
通称「2型」とも呼ばれている、ジムニーノマドの改良モデルの発売は7月1日の予定です。
一部仕様変更後のジムニーノマドの車両本体価格は、AT車・MT車ともに292万6000円。従来モデルよりも17万6000円から27万5000円の値上げとなっています(いずれも消費税込み)。
抽選締め切りから2ヶ月が経過した4月下旬のタイミングで、販売店にはどのような反響の声が寄せられているのでしょうか。
首都圏にあるスズキディーラーに問い合わせてみました。
「抽選結果のお知らせは、お申し込みいただいたお客様に対して3月下旬に完了しております。お客様にはおおよそのご納期がお伝えされています。
詳しいことは申し上げられませんが、早い方は年内のご納車が可能です」
ほかのスズキディーラーにも問い合わせてみました。
「1月30日から2月28日までの応募期間にエントリーしたお客様への抽選結果はすでに完了しております。(抽選応募が終了した)現在でもジムニーノマドのご注文は可能です。
ただ、2025年1月発売直後にご注文いただいたお客様、そして今回の受注再開の抽選にエントリーしたお客様のあとのご納車となるため、少なくとも1年以上はお待ちいただくことになってしまうことをご理解いただければ幸いです」
ジムニー、ジムニーシエラ、そしてジムニーノマド、いずれのモデルもデビュー以来、納期の長期化がなかなか解消されません。
うんと前向きに解釈すると「納車したらどこに行こうか」「どうやってカスタマイズしようか」と思案する時間はたっぷりとあります。
多くのユーザーにとって「納車待ちの至福の時間」はそう何度も味わえるものではありません。
あれこれ思案(もはや妄想)する時間を有効に、そして楽しむことで、納車後のカーライフがより充実したものとはるはずです。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。





































