軽より短い全長3m切り!? ダイハツの斬新「超ちいさいクルマ」がスゴい! 着せ替え可能&前後対称デザインの新発想! 箱型フォルムが可愛い「ミーモ」とは!
2023年の「ジャパンモビリティショー」でダイハツが公開した「me:MO(ミーモ)」。おもちゃのブロックを思わせるような姿と、ライフステージで形を変える斬新な発想は、どのような未来を見せてくれるのでしょうか。
ダイハツの斬新「超ちいさいクルマ」がスゴい!
未来のビジョンを示すコンセプトカーの中でも、クルマの在り方そのものを問い直すユニークな一台があります。それが、ダイハツが2023年の「ジャパンモビリティショー2023(JMS 2023)」に出展した「me:MO(ミーモ)」です。
このモデルはその後、2024年の「ガイキンド・インドネシア国際オートショー(GIIAS 2024)」にも出展され、海外でもその姿を披露しました。開発テーマは「クルマと人の関係の再定義」です。
ライフステージに合わせてスタイルや楽しみ方を変えられる「サステナブルな軽乗用BEV(バッテリー式電気自動車)」として提案。スマホケースを選ぶように外装を「着せ替え」できる画期的な仕組みを取り入れています。
車名の「me:MO」には、「me(私)」と「MO(モビリティ)」を組み合わせ、「私と共に変化し、成長していくモビリティ」という想いが込められています。
発表当時、通常の軽自動車よりも短い全長3mを切る超コンパクトなサイズと、「レゴ」のブロックを連想させる親しみやすいデザインが大きな話題を呼びました。

内外装部品をモジュール化し、ライフステージや用途の変化に対応して車両形態の変更も可能にした提案は、SNSなどでも注目を集め、現在でもSNSなどでは「かわいい」「欲しい」といった好意的な声が見られます。どのようなモデルなのでしょうか。
me:MOのエクステリアは、角を落とした優しいボックス型のフォルムが特徴です。構造上の大きなポイントは、前後対称のデザインを意識した構成であること。
これは部品点数を抑えつつ、生産性や交換のしやすさを追求した結果であり、製造時の環境負荷低減にも寄与。外板部品は取り外し可能なモジュール構造となっており、ユーザーの好みや気分に合わせて色や形状を自由自在に「着せ替え」できる「ベース」としての役割を担います。
インテリアもまた、最小限の要素で構築された「ミニマルな空間」です。
エクステリア同様、内外装部品のモジュール化により、ライフステージや用途の変化に対応して車両形態の変更も可能にしたコンセプトとなっているほか、スマートデバイスのようなクルマを志向し、シンプルかつ親しみやすい造形を目指しています。
ボディサイズは、全長2955mm×全幅1475mm×全高1590mm、ホイールベース1985mmです。軽自動車規格(全長3.4m以下)よりも大幅に短いサイズは、都市部での運転や駐車がスムーズにおこなえます。
パワートレインはBEVですが、最高出力や最大トルク、駆動方式といった具体的なスペックは公式発表に含まれておらず、未公表です。航続距離や充電機能、先進運転支援システム(ADAS)の詳細についてもわかっていません。
me:MOの真骨頂は、車両の「長寿命化」を支えるモジュール構造にあります。内外装部品を更新可能な構造にすることで、部品ごとのアップデートを可能にし、一台のクルマに長く乗り続けられるサステナブルな方向性を示しました。
外板部品の交換により、ライフステージに合わせて部品を更新しながら使い続けられるという設計は、me:MOの最大の特徴といえるでしょう。
オーナーの歩みに寄り添い、姿を変えながら長く愛用できる設計。市販化については、現時点で公式な発表は確認されていません。
また、me:MOの技術や思想が具体的にどの市販車へ反映されるかも明らかにされていませんが、軽自動車のBEV化が進む中で提示された「長く愛着を持って使い続ける」という価値観は、これからのモビリティ社会に重要な示唆を与えています。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。





























