3年半ぶり復活! ホンダ「“新型”インサイト」に問合せ“殺到”!? 東京では「たった370万円」で買える新たな「上質5ドアSUV」に旧モデルユーザーも注目! 販売店でも話題に
ホンダが2026年4月に発売した新型「インサイト」について、販売店に最新情報を聞いてみました。
約3年半ぶりに復活したインサイトは3000台限定販売
2026年4月17日、ホンダは新型EV(電気自動車)「INSIGHT(インサイト)」を発売しました。
その後のユーザーの反響など、首都圏のホンダディーラーに問い合わせてみました。
1999年9月、インサイト(初代)がデビューしました。初代インサイトは、先進のスタイリングと2シーターパーソナル空間の具現化、そして「パワーユニットの高効率化」「空力性能の追求」「車体の軽量化」の3つの技術テーマを柱として開発されました。
主な動力はエンジンでありながら、モーターを補助動力として力強い加速と低燃費を両立させた、ホンダ独自のハイブリッドシステム「ホンダIMAシステム」を搭載した意欲作です。
初代インサイトは、当時、量産ガソリン車における世界最高の超低燃費35km/Lを実現したパーソナルハイブリッドカーとして注目されました。
そして2009年2月に2代目へとフルモデルチェンジされます。2代目は、「新時代コンパクトスタンダード」をコンセプトに、5ナンバー&5ドアハッチバックモデルとして生まれ変わります。車両本体価格が200万円前後と比較的安価に抑えたことも、2代目インサイトが重視したポイントです。
余談ですが、そのわずか3ヶ月後に、今でもかなりの頻度で見かけるトヨタ「プリウス」(3代目)がフルモデルチェンジしたのです。
そして2018年12月には3代目へとフルモデルチェンジ。すべてにおいて「シンプルで時代に流されない、本質的な魅力を備えたクルマ」を目指し、開発されたミドルセダンとして新たなスタートを切ることとなるのです。
デビューから6年後、2022年12月に販売終了となり、インサイトの歴史にいったん幕が下ろされます。
それから約3年半後、4代目となる新型インサイトがデビューすることとなるのです。

新型インサイトは、「OUTSTANDING IMPACT(アウトスタンディング インパクト)」をキーワードに、「存在感際立つ、個性派EV」をグランドコンセプトとして掲げ、存在感を放つ、際立つ個性と圧倒的な心地よさを持つ「個性派EV」を目指して開発されています。
3ドアハッチバック、4ドアセダンを経て、新型では5ドアクロスオーバーSUVとなり、さらには歴代初のバッテリー電気自動車(BEV)へと進化したのです。
外観は、クロスオーバーSUVらしい個性的なボディとシャープなデザインにより、カタマリを前方へ押し出す様な突進感を与え、未来感のある造形を表現しています。
内装については、包み込むような造形と、空間全体の繋がりを意識したラウンドデザインを追求しています。
上質なソフトパッド素材や、インパネやドアの造形に沿ってLEDアンビエントランプを採用し、どの位置に座っても心地よく、上質で一体感のある空間を目指しています。
さらに、エアコン作動時に6種類の香りが選べるアロマディフューザー機能や、12個のスピーカーを備えた「BOSEプレミアムサウンドシステム」も搭載しています。
パワートレインには、204馬力・310Nmを発揮する高出力・高トルクのコンパクトなドライブユニットと、195Ahの大容量薄型バッテリーを搭載しています。駆動方式はFF(前輪駆動)で、航続距離はWLTCモードで535kmを達成。急速充電を利用すれば約40分で80%までの充電が可能です。
走行性能は、操作に対して素直に応える操縦性と、上質な乗り味が追求しており、走行シーンに合わせて「NORMAL」「SPORT」「ECON」「SNOW」の4つのドライブモードが選択可能です。
さらに、最大1500Wの電力を取り出せる外部給電機能も備えており、アウトドアシーンでの活用も想定されています。
安全面では、先進の安全運転支援機能「Honda SENSING」を標準装備しています。
衝突軽減ブレーキ(CMBS)をはじめ、渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)や、駐車をサポートする「Hondaパーキングパイロット」など、多彩な機能が盛り込まれています。
ボディサイズは全長4785mm×全幅1840mm×全高1570mm、ホイールベース2735mmです。
車両本体価格は550万円(消費税込み)、3000台の限定販売となります。
また、新車販売オンラインストア「Honda ON」専用としてホワイト内装を設定した「Honda ON Limited Edition」を、数量限定で販売します(ダイヤモンドダスト・パール、クリスタルブラック・パールのみ)。
このモデルのユーザーの反響について、4月下旬に首都圏のホンダディーラーに問い合わせてみました。
「『どのディーラーに行けば展示車があるのか教えて欲しい』または『国の補助金は受けられるのか』といったお問い合わせをいただいております。
展示車をご用意している店舗もありますし、令和7年度補正予算の場合(自家用CEV補助金として)130万円、地方自治体の補助金が、東京都の場合ですと50万円受けられる可能性があります。
…が、申請総額が予算額の上限に達し次第、受付終了となります。
地方自治体の補助金は各地域によって異なるため、事前にご確認いただければ幸いです」
他のホンダディーラーにも問い合わせてみました。
「『昔、インサイトに乗っていたので(買うかどうかは別にして)実車を見てみたい』といったお問い合わせをいただいております。
『SUVであること』を好意的に受け止めてくださっているお客様と、『実車を見てみないと何とも……』というお客様とで分かれていますね。
展示車をご用意している店舗があるため、事前にご確認のうえ、実車をご覧になってみてください」
インサイトが、ハッチバックタイプのセダンではなく、SUVとなったことに抵抗があるユーザーも一部ではいるようです。
しかし、百聞は一見にしかず、です。実車を見てみないことには「自分の好みかどうか」は分かりません。
デザインは近年のホンダ車らしさを感じるだけに、「好みかどうかの答え合わせ」をぜひ自身の目で確かめてみてください。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。






























































